3号機(Y型) クランクケースの下拵え

またまたリース下がり解体系パーツ。
仕事バイクって余計な事してないから、部位によっては素材として最高。
趣味バイクはイタズラしてあったり、弄り壊されてたりしますからね。
クランクベアリング抜き取り履歴無しと見立てて入手しました。
クランクケース的にはクランクベアリングなんて交換しないに越した事無い部分ですからね。

中途半端に具が残っておりますので、まずは取り外す事にします。
↓クランクシール

↓ドリブンプーリー奥のオイルシール

↓車軸(ファイナルシャフト)のオイルシール



何時からバラした状態で在庫していたのか、

クランクベアリングは錆で固着しております。
まぁ、中古品の具を再利用する気はさらさらありませんでしたが、世の中にはこういう状況にクレーム入れる輩も居るようでして。
中古部品って誰かの食べ残しです。お金を出して残飯漁りすると考えておけば、ね。
食べたら腹痛くなるかどうかは己の判断次第。


折角の機会なんでジャイロアップ(排ガス規制前)のベアリングと比較。
↓ジャイロX(Y型)→通称「太軸」


↓ジャイロUP(M型)→通称「細軸」


クランクシャフトのベアリング圧入部径は一緒なのに何かが違うみたいで、番号は違いますね。


冬の特権?ストーブで暖めてベアリング外し。X,キャノピーはブッシュが付いてないので、コレでいけます。

貰い錆でケースとくっ付いていたのか、勝手に落ちる事はありませんでしたが割り箸で押して無事陥落。


裏側も錆びてますねぇ〜こりゃ保管が酷かったってセンより水に漬かった系?その割にはアルミの粉吹きや腐食は無いなぁ〜。
ケースだけしか必要ないので深く考えない事にします。