B120 クランクシール交換

単気筒だし、スズキなのに右側クランクシールが外側に付いてるタイプだしって事で軽ぅ〜く考えていたんですが・・・。


フライホイールをはずそうとナットを緩めたら、

ん?もう嫌な予感。あ〜あ、一回外してるんだ、コレ。
ええ、がっつりナメてます。幸いな事にシャフト側のダメージは軽微。

フライホイールプーラーが、時々スズキ車である3本掛けタイプ、RMXよりPCDが小さいみたいで新規長穴加工等に小一時間。


プチ失敗しつつも交換済みっぽい。漏れは無いので機能的には全く問題ない感じ。
左だけ換えた?いや、右も換えるよなぁ〜ケースカバーに開けた形跡が有ったし。


何故ゆえにクラッチレリーズを内側に付けたし?ワイヤー交換で開けんと駄目というチンチクリンな発展途上設計。

前任者、ボンド塗り塗り系。
開けた感を残しておいて頂けるとぁゃしぃポイントが判りやすくて助かります。

ぁぁあぁ、タガネで叩いてるし。換えたけど漏れたのかやっつけプレイなのかは判りませんが、コレはダメかも判らんね。


クラッチの皿ネジが中々外れず、とりあえずアウターごと外してクランクシールとご対面。



何で圧入したんでしょうか?良く判りませんが打撃痕多数。
ひょっとしてタガネ一閃?とにかく新品っぽいシールが裂けてますね。
はっきりと判る原因が特定って滅多に無く、有る意味ほっとします。


BX120用で頼んだクランクシール右。




アレ?内径と厚さが違うね。仕様変更あったか?


カラーも新品出たんで交換。内径26mmです。

付いてたカラーと比較。

完全に一致。
って事は、サイズ違いをブチ込んであったようで。流石に1mm小さいのはマズイかったのでは?コレもミッションオイル吸い込みに貢献してたんだろうね。

ロックワッシャはツメの位置が変わっておりました。
締め付けトルク4,3k。






左側は特に問題も無く装着完了。


こっち側はフライホイール固定部の問題が残ってます。
毎度の事ですが、この手のポンコツビンテージバイクは教科書通りにすんなりとは行きませんなぁ〜。