B120 フォークシール交換

フォークオイル量=160cc
油種=モーターオイル10W/30
クランプ部締め付け=3k(上下共)


また鉄アウター+リングナットタイプかよ!
TS125のフォーク分解時に買ったチェーンレンチが大活躍です。

約半世紀前のオイルシールでしょう、リップが無くなってます。こりゃ漏れるわ。



シールはちょいと高いが出ます。
アウターが鉄だから勘合面が鉄剥き出しなシール=錆で固着という図式。

火炙りの刑で何とか取れました。
コレ、ちょっとやって駄目だったら炙ったほうが良いです。
ゴム部分が無くなっちゃうと大惨事世界大戦に発展します、そうなると至難の業。
当時のメッキは六価クロム、ちょっとやそっとじゃ焼けません。


作業していて何気に気づいたんだけど、この辺りの部品TS125初期型と共通ですね。
(↓TS125のフォーク弄りした時の写真)

あ、Oリング頼み忘れた。
だからA100のトップブリッジが付かないのかぁ〜何せフォーク径が違うし。
(A100=27φ、B120=30φ)
ひょっとしたらTS125のトップブリッジだったら付くのか?コレ。




何だか判らんけど同寸のOリング有ったんで一件落着の万事休す。つまんねぇ〜な。



イレ様が非常に気になされていた、ライトステー下のゴムパッキン。交換しますよ。
旧ラベルって事は間もなく無くなるか、全く売れてないのか。
比較的まとも、原型を留めていた左側に付いてたゴムと新品を比較すると、


コレぐらい劣化してました。
もっと劣化すると、カチカチカランカランとポンコツ特有のサウンドを拝聴出来るワケです。


インナーチューブに付いてるOリング(多分、最大伸長時の異音&破損防止)が片側崩壊してたんで、キャブ周り用の何かに使うOリングを付けておきました。キャブ用=NBR2種系だろうから脂に対しては無問題。