CS90 ピストンリングの合い口隙間測定

昨日の敗戦後、ピストン周りが見たくなりまして・・・。

何となくオイルリングが引っ込んでるような。
あくまでぱっと見、直感、見た目だけ、フィーリング勝負ですが、ソレって結構ドンピシャ当たりだったりするから、人間の五感って凄いよね。


何故かまだあったぞ、CS90ピストンリング当時物新品。

取っておいても腐るダケ、ガンガン使っていきましょう。
今、部品を頼むと13011-121-762に部番変更、オイル消費が少なくフリクションロスも少ない3分割タイプのオイルリングが送られて来ます。トップ、セカンドも現代のテクノロジーで造られてるだろうから進化してるかも?
「121」はMD90ですから、当分部品供給は大丈夫でしょう。ただなぁ〜結構現役引退してるんだよなぁ〜最終型MD90も。


どうせだから換える気マンマンなんですが、数値的な根拠は欲しいので、合い口測定。
スカート凹部10mm下で測定しました。
・トップ

新旧共に0.2
・セカンド
↓旧

↓新

0.1減ってる
・オイルリング
↓旧

↓新

0.3も減ってます。こりゃ駄目だ。
(リングは4年前に新品交換して有ります。)
現行の3分割オイルリングってこんなに減らないんだろうけど、コレは旧型一体成型タイプ。
全リングが均等に減ってるならともかく、オイルリングだけバリッバリ減ってるって事は、最初っから駄目な感じなんでしょうねぇ〜当時タイプのオイルリング。
またフリクションが多くてオイル消費が多い旧型オイルリングかよ?と思う向きもおられるれでしょうが、金がねぇんダよ、ゼニが。特に拘りってワケじゃない。
ゼニさえありゃ、新型MD90リング(っつっても10年以上前)投入したい所なんだけど。


まぁ、それはソレとして、


この錆跡だらけのシリンダーも、リング摩耗の一因でしょうね。
今回はこのままリングだけ新品にしますが、長くは持たないでしょうね。
幸いな事にTKRJでオーバーサイズ出てますから、次回オイル上がりを起こしたらボーリング確定。


長期不動な状態だとどうしてもこうなりますね、やっぱミイラ化は良くないね。


始動してみたら流石腐っても新品リング、燻ぶる香り、水蒸気?みたいな薄い白煙が一切無くなりました。マフラーから出る水も減った。
だけど、ココじゃねーんだ直したいのは。
どんどん本来の目的では無い部分が絶好調に。
ええ、中畑ファンですが、本日も無駄。