YZ125(55Y) 解体新書=スポーク=

この時代のYZと言えば何といっても「Zスポーク」でしょ、やっぱ。
ホンダだけど、ロードのコムスターホイールみたいな感じ?なエイティーズ臭がプンプン。
↓フロント



トレール車と違って、アクスルシャフトの工具引っかける側がクランプ留め化されてますね。
↓リア


スポークを対面と繋げて一本化、ハブ穴部分で「Z」状に折れ曲がってるからZスポークって言うんだと思う。
リムの穴数32コ、だからスポークは16本で済むという何とも合理的な構造。
スポーク単体だとキモい長さなんでしょうね。
DT200R本には「リムの交換が簡単」みたいな事が書いてあったんですが、真偽のほどは不明。


80年代前半のヤマハコンペモデルは挙って採用→80年代後半には絶滅(YZに関しては左チェーンラインに戻ったら普通のスポーク化)という、いかにもアノ時代なフューチャーウェポン。
まぁ、すぐ消えたって事は色々問題があったんでしょうね。