この車両はガチャガチャにイジってあるH3です。
フォークオフセットの絡みでYB50タンクに換装しており、H3タンクよりコック固定ナットが一回り小さい。
マネする人は要注意。
下の写真のコックはH3タンクに付かないぞ、ってそんな事するウルトラマイナー野郎は居ないか。
多分、TS90初期型用。恐らくTS90Tに付いてたコックだろうなぁ~と記憶の片隅。
見慣れた人ならレバーのデザインとか切り替え部のフォントで、スズキ用のコックと直ぐ判りますね。
ポンコツパーツ検定中級レベル?
相変わらずの低価格。
ストレーナーとパッキンセットでこの価格ですから、お得感炸裂。
流石、スズキ。貧乏人の味方です。
ココで流用フリークは、DT50やモンキーのコックにパッキンだけ流用を考えますが・・・ちょっと待った。
DT50のタンク⇔コック間の茶色い紙みたいなパッキンが
122-24532-00 . ガスケツト 302円です。
但し、ストレーナー形状が違うので流用不可です。
「そんなモン、ゴムのパッキンだから大丈夫だべぇ~」なんて、
単純に流用すると内側にベロォーンと伸びたり、ずれたりする可能性大。
位置がズレ無い工夫をすれば使えますが、それが硬めの紙ガスケットというメーカー側の答え。
オレなら間違いなくヤマハ純正使いますね。
ホンダはストレーナーが太いんで、マズ無理じゃないかなぁ~ただ、コックAssyとストレーナー&パッキンセットの価格差にゲンナリですよね、ホンダ。
付くように付く。コレって他にもバーデーとかにも使ってるストレーナーではあります。
TS90T用コックは、ON-OFF-RESの切り替えがレンコン式では無く、プチ三角錐タイプ。
古くはコルクだった時代の名残りがあるアレ。同じ仕組みのラビットとかは実際コルクです。
このタイプのデメリットとして、古くなるとシブい作動感になったりするんですが、コレはまだ軽い。シブイ=減ってるんで、プチ三角錐を交換するしか無いんですが、アレって単品で入手が困難。
なので、レンコン式かつ比較的高年式でも採用されているコックを流用するのが当基地の流儀。
ソレが結構ムズイ、沢山コックを見ないと覚えないし。
タイヨウ技研のバイク用コック百科事典でもあれば即買いなんですが。
レンコンが無いので、レバーに付いてるOリングが頼りな構造。
Oリングが劣化すると簡単に漏れます。
スズキってコックの細かいパーツの単品が出ない傾向あり。
当然、コレも無いだろうと現寸に合わせて、
JASO規格P-16のフッ素で。ジャストフィットでピッタリ、全く純正部品同様でございます。
カタナとかインパルスはP-12だったから、スズキのプチ円錐コックのレバーOリングは規格品でイケル系っぽいね。