どのみち外さなきゃいけない事になりましたから、水が出たエンジンよりは動いてた車載エンジンのほうが状態良いと考えるのが普通。
見た目悪い方が中身は綺麗という、ポンコツ道の理を無視して車載エンジンをバラしてみます。
カーボンの付着具合とかはこんなもんでしょうかね。コッテリ系が有る程度走った証拠ですか。
この時代にしては珍しく?貫通スタッドボルトじゃないのは、車載時にばらせるような配慮と読んだ。
ぁあぁ~あ、色々出てきました。
その1、ピストンスカート欠けてる
その2、セカンドリングが無い
外れた形跡が無い=組む時折ってそぉーといったか、元々一本だけしか組むつもりが無かったのか。
その3、各ポートが錆だらけ
恐らくシリンダーもまっかっかだったんでは?
その4、シリンダー摩耗の偏り
このへんは普通ですが、
奥が排気ポートなんですが、リンクより上の部分だけ右に偏ってます。謎だなぁ~この現象。
シリンダーが歪んでるのか、小端逝ってるのか?
その6、サークリップの向き
いじわる。
180度逆向き近辺に組んで頂けると次の人が助かるんですが。
7、クランク滅亡
ウェブ部分、普通は水平線的な錆のツートンカラーになってて大端上向きで助かったぁ~フゥとかなるんですが・・・全面錆。コンロッド上部まで錆。
ポートも錆びてたって事は、キャブ無しで屋外放置プレイだった車両?
まぁ、コレは使えそうにないんで明日は部品取りの腰上バラしてみます。
本日はトホホ、旧車界の闇を見た気分でございます。