37F ステムベアリングのグリスアップ

増し締めした後、R275新十津川近辺で妙チクリンに重くなったフロント周り。

タイヤのせいにしたけど、増し締め後に症状発生=直前の作業を疑えという理、ステム周りをバラシてチェックしてみました。

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片側ラジエターのアンバランスさ、ここに極まれり。

だがそれが良い、ダミーでも良いから反対側にもシュラウドを付けるのが80年代の流儀。

あえて付けなかったデザインのヤマハ、クレイの段階でホントに格好良いと思ったのか・・・だがしかし、その過渡期感が素敵。

 

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去年換えたばっかりなのに後が残っちゃってる・・・

規格品のニードルローラーベアリングが悪かったって事でしょう。

 

ただ、不具合箇所も発見。

そのうち削れてスムーズに動くようになるべぇ~なんて放置したダストシールがヘンテコに劣化して、ベアリングの動きが非常にシブい状態になっておりました。

リップをカッターや糸ノコなどで慣らして再装着。

今度違和感を覚えたら、純正新品にするかぁ。高いんだよなぁ~純正。

 

そこでケミカルに頼ろうという、浅はかな作戦。

溺れる者は藁をも掴む商法に乗っかってみました。

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マキシマの防水グリスを買ってみた。

噂によるとステムやホイールベアリング等に塗っとくとスムーズさが長持ちするとか。

 

このグリス、凄く硬いというか納豆っぽいネバっこさが特徴。

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竹串がくっついたままになって落ちません。そんぐらいの粘っこさ、チェーングリスやモトクロス用エアフィルターオイルっぽい納豆テイスト。

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上側もシッカリ塗りました。

 

防水グリスって事だから判りやすい部位=ブレーキカムに塗ってみて、俺自身が人柱。