チョイノリ3号機 30km/hリミッター付き?みたいな症状~エアクリーナー加工~

最初に結論。

=後期キャブレターに前期エアクリーナーの組み合わせは最悪=

 

前期後期でエアクリーナーが違うみたいですね。

ブローバイ別室とかも違いますが、最大の違いは吸い込み口形状と内径。

後期のほうがデカイ。

更なる高みを目指して前期の車体に後期クリーナーを付ける輩は居ると思いますが、後期キャブに前期エアクリーナーってのは、チャンポンされた中古車特有の浅ましさ。

有るモンをテキトーに付けて四満八千円みたいなセコさを感じさせます。

 

現状、キャブが後期22G12、エアクリーナーが前期22G00

コレって濃い症状出ますよね?

 

↓後期新品エアクリーナー

13700-22G10 クリーナアツシ、エア ¥1,620

この安さ、弄ったら負けレベル。

ですが、イレ様の決裁が下りず・・・。

 

物は試し、

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こんな感じで走ってみたら、トルクは無くなりましたがモッモッって感じのもたつき、アクセル無反応状態は解消。

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ちょっと焼け過ぎ?でも、4サイクルなら有りなレベル。

凄く良い感じで焼けております。

続いて、蓋を装着して綿(エレメント)とパンチングプレート抜きで走行。

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一気に黒ずみました。

それにリミッター出現、20km/l前後からモッサリして中々加速しません。

アクセル開ければ開けるほど顕著にもたつく=濃いんでしょうね。

 

こうなったら後期同様のエア流量を目指して吸気口を拡大するしかないと。

↓前期エアクリーナー

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で、後期は倍とまではいきませんが、内筒内径が前期の外径位で、外側の下向きダクトは内側のグチャグチャ付いてる何かが全部無くてストレート形状(ヤフオク出品物の写真を参照)

 

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一回目はコレ位で走行テスト。

まだ濃くてもたつきます。

 

もっと拡大しても良さそうなんで、

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内筒を完全撤去+α拡大。

これで、ようやくもたつきがほぼ無くなりましたが、

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まだまだ濃いなぁ~。ようやくガイシが出てきたレベルのカーボン。

 

あんまり開けちゃうと水吸い込みそうだからやりたくはないんだけど・・・更に拡大。

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f:id:OVERFLOW:20190910182329j:plain汚ったねぇ~加工跡ですが、

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遂にゴォォール!

トルクも復活、無理して開けなくても勝手に30km位出てる感じは純正同等かな?マックス最後45辺りまで出たから上々でしょう。

停止時のアイドリング落ち込みが見られたので、エアスクリュー調整をすると約3回転開けに変化しました。

まぁコレで文句あるなら純正エアクリーナー買うしかないね。