今日は一日MC21三昧。
シフトスピンドルが「ゴソウダン」なのは痛いねぇ~5速ギアよりクロー式の直ぐ減るツメを再生産して頂きたく候。
MC18の腰下だけあるんで、先祖帰りのラチェット化を試みましたが肝心要のスピンドルシャフト先端(シフトロッドが繋がるトコ)が曲がっており使用不可。
それでも色々使える当時物事故車外しエンジン。
多分7万キロも走って無いんで、今付いてる部品よりは状態が良いハズ。
以下、7万キロ無交換部品の惨状?をお届けします。
クラッチハウジングインナーの段付き。コレは部品出たんで新品交換。
アウターハウジング、折角再生産したのに速攻完売しちゃったみたいで。誰だ、爆買いしたのは。
インナー同様、段付き摩耗してたのですがしょうがないんでシコシコヤスリ掛けして再利用。
続いて7万キロ無交換のクラッチ。
減りはさほどないです。多少プレートに焼けが有る程度。
実際、滑りとかは無しですが、切れが悪かったみたいでシフトフィーリング最悪。
ゼファー的な「ガチャコン」有りな感じ、カワサキか・・・。
それより何より最大の問題「煩い」の原因は、
爪の減り。加速方向側だけ段付いてるのが判ります?
幅13,1mm位です。
使用限界は12,8mmって事ですが、そこまで使ったら相当な「カチャンカチャン」と爆音クラッチでございますよ。
交換後は恐ろしく無音、クラッチ握って「シャラシャラ」言うだけ。
ニュートラル状態でカチャカチャいってる=大なり小なりクラッチ外爪が減ってるって事です。
勿論、全部純正新品に交換。
ディスク、プレートだけで¥21,188もかかります。それに周辺パーツ含めたら楽に3万オーバーの世界、かかりますねぇ~。
昔は1万チョイで交換したなぁ~21世紀初頭の話。
↓7万キロウォーターポンプシャフト&ギア
昨今、ネットで話題のクラックが入ってますね、やっぱ。
MC18に付いてたギアはクラック一切無しだったので交換しました。
何で一体成型にたんだろうね?ココ。
因みに余計な事は一切して無いし、オイル管理も極めてテキトーまぁ年イチ位で換えてましたが、ディーゼルオイルを使ったりデフオイルを使ったりで純正オイルは一切使用しておりません。
巷の粉砕してる方って10万キロ位走ったのかな?
↓7万キロシフトフォーク
ちょこっと減ってるというか当たりが強いというか、そんな感じです。
全然まだまだ使えますが、MC18の無傷シフトフォーク一式に交換しました。
おまけで、
ドラムストッパーとスプリングをMC18用(赤スプリング)に交換。
昔、社外パーツで売ってましたよね?強化シフトドラムストッパーとして。
ギア抜け対策として有効とかいう売り文句だったサイクルサウンズな記憶。
純正部品が廃盤になった今、もう売って無いハズ。
つまりそういう事。
以上、クラッチやミッション周りの耐久性はカブを超えてたという結果。
7万走ったカブって結構スラッジ汚れやクラッチアウターの摩耗(現行、2段クラッチのみ)が酷いですよね。ブローバイが混ざったオイルでミッションも潤滑ってのは環境やエンジンの耐久性に良くないから、別体式ミッションが復活しないかなぁ~。見た目一体式なNSRスタイルでさ。
やっぱミッション別体+乾式クラッチはオイルの劣化も無くて良い。
乾クラが減るのはフリクションプレート厚さでは無く、爪。