コースティングリッチャーとかコスティングエンリッチャーとか呼ばれるキャブパーツって何やってるの?コレって疑問にシンプル回答。
「エンブレのパンパン防止」
ただ、壊れるとダダ流れになったりする事が多く、アイドリング不安定になったり始動困難になったりする不思議。
ケイヒンだと空気を遮断する「エアカットバルブ」が多く、ミクニは燃料を流すタイプが多い(コレもそう)
パイロットスクリューとエアスクリューの関係に近いのかなぁ~考え方の違いだけでヤリたい事は一緒。
新品が出る事に感謝。
フロートカバーに付いてるダイアフラムは劣化するとガソリンが漏れるから交換するでしょうが、ココは盲点の方も多いのでは?どっちかというとコッチのほうが走る性能的には重要なような気がします。
パンパン良くないよね。
案外、加速ポンプって効いてなくても実害無しでホンワカ走っちゃったりしますから。
新品はやっぱり柔らかいね。
キャブボデー間に入るガスケットも勿論新品に交換します。
こちらはチョイと厚めのゴムシートっぽい手触り。
新旧比較。
ちょっとだけお皿の形状が違います。
ボルト下のゴムパッキンが劣化しても交換は非常に困難な造りです。
ダイアフラムも重要ですが、このパッキンで遮断する訳ですから、とっても重要な部位です
パッキンの向き注意。
全バラしちゃうとセフティーバルブの蓋と混同しちゃうコースティングリッチャーの蓋ですが、
マニュアルにはちゃんと見わけ方が載ってました。
↓コースティングリッチャー
↓セフティーバルブ
深い方がセフティーバルブ用。