カブ90デビューしてから、どうにも気になるのが排ガスの臭さ。
どうにも世間的に言われてる「旧車」の後ろ走ってると食らうアノ香ばしい香りがね、どうもね。
やっぱ点火時期かな。
現在、付いてるのはプレスカブのジェネレーター一式。
Tマークは心の迷いで書き込んだダケなんで無視してください。
ダイアルゲージで測定したら50のTマークで合ってた。
Fマークはタイミングライトでの実測値。その先のピンク色のチョンが最大進角位置。
で、メンドクセーからやって無かったノーマル(カブ90純正)フライホイールにて走行。
ポンコツ「旧車」的排ガス臭が激減。
こうやってみると、点火時期が全体的に遅いぞ、プレスカブジェネ+HA02エンジン+HA02CDIの組み合わせ。
今の世の中、便利なものでして全周分度器をダウンロード出来ます。
↓C90(HA02)
アイドリングで15度、最大は26~30度の間のどっかでOK。
(大体で良いんだと純正部品が言ってるね、最大進角なんて)
ピックアップの突起は275~260度、幅が15度位。
↓プレスカブ(AA01)
マニュアルにはBTDC27°と書いてあるからそうなんでしょう。
固定進角なんでFマークだけ。
ピックアップの突起が270~255度。ココが最大の違い。
90はコレ↓
要は、突起の位置がプレスカブ50(AA01)だと5度遅いって事です。
ストロークの違いでこうなってると読んだ。
色々、上手い方法無いか考えたけど、
結局、原始的な進角調整で。
社外CDIで一発解決なんだけど・・・どうしても社外品、特にCDIなんてドコの若造が造ってるのか判らんブツなんて入れる気も無く。
アソビで乗るならともかく、ウィンターウォーリアーの場合は冬=止まる=凍死。
トランポに積んでアソビで乗るとか、休日の趣味なら社外もアリかなと思います。
そもそも、なんでこんなメンドクサイ事をやってるかというと、グリップヒーターの為。
キャブ最終型のプレスカブまで交流グリップヒーター=クソ熱いのとバッテリーに依存しない自己完結型?なシンプルな回路って最強。断線やエンジンが止まるって非常事態以外、グリップヒーターは機能し続けます。
FIからDCグリップヒーターになりましたが、報道戦士たちに聞くと色々メンドイみたいで。
・最強にしてても、氷点下10℃前後の一番頑張ってほしい時に電圧低下を感知してグリヒカットされまくり。具体的には車両を止めて全力疾走でポストイン→アイドリングで電圧低下→グリヒカットの繰り返し。バッテリー上がってるワケでも無く、セル始動も可能な状態でも時々なるみたい。しょうがないよね4L-BSじゃ。寒冷地スペシャルバッテリーが有れば良いんだろうけど。
・一度キーOFFにするとリセットされてしまいグリヒOFFになる。ボタンを押して再設定しないと駄目。コレも朝晩毎日乗る方々にとっては結構ウザイみたいね。
社外のDCグリップヒーターも暖かければ暖かいタイプほど、氷点下10℃レベルだとバッテリー保護機能が作動しまくりな予感。止まらない状況なら大丈夫かも?
けど、極寒ツーリングにチャレンジするなら余計な不安要素は無くしたい所だよね。
取り敢えず、真冬の北海道でバイクの低容量バッテリーからスマホやらナビやらフォグランプやらに給電するのはヤメといたほうが良いと思う。氷点下も2桁位から如実に電圧下がるからね。