ブレーキカムや軸部分ってシリコングリス宗派が世の大勢を占めてますが、私は異端審問にかけられるレベル。
・軸=スズキ純正グリス
・フェルト=オイルと5-56のミックスブレンド(オイルを2~3的垂らして5-56は後から注油)
・カム=鳴き止め
ただの変態とか机上の空論系じゃなくちゃんと理由もありまして、屋外で長時間停車していると凍るんです。
リチウム、ウレア、シリコン、青色の防水グリス、モリブデングリスとか色々試しての結果です、論より証拠やってみろかい精神。
シリコングリスは耐寒性もあるハズという机上の空論も空しく凍りましたよ、ええ。
軸もシリコングリスだと乗り始めに動きが悪くなる事が有ったんでスズキ純正グリス(普通のリチウムグリス)に変更。
まぁ何でも良いならメーカー指示通りMP系のフツーのグリスでいいやと。
実際何も変わらんしね。
一番重要な点が、フェルトにグリスを染み込ませると凍るという内地ではビックリな事態が起こる事です。
水や熱に強い=吸収しないから逆に水分を貯めこんじゃってが凍るのかな?
オイルや5-56って水吸い取るから凍らない?判らんなぁ~けど凍らんのだわ、コレが。
この水分って、ブレーキかけた熱によって軸の周りに発生したブツ。
カブごときでも、氷点下だとハッキリ判るレベルで軸周りだけ融雪しやがります。
氷点下での凍結、そういう事も想定しての「OIL」指示なんでしょう。
メーカー開発恐るべし。