A型 オイルフィルター清掃

折角の機会だし、約半世紀何もされてないであろう遠心フィルターってのにも興味があり、分解してみることに。

この仕組みって多分C92時代の名残り。この後K型もコレ。

今時の乗り物基準で考えるとビックリドッキリメカ、使い捨てではありません。

濾紙を使ったフィルターと比較するとショボイ濾過性能と思いますが、当時はコレが精一杯。

ましてや働くバイクには簡単に外せるオイルフィルターなんて無いという時代。

(2スト多かったし)

12VのCD125になると、カブ同様の簡単に掃除できないフィルターになります。

まぁ、フィルターの有無で耐久性に変化が無かったのか、コストダウンなのか・・・

昭和のオッサンどもはオイルフィルター清掃なんて一度もせずにコタってきたら乗り換えたんでしょうね、そういう時代です。

オイル交換すらぁゃιぃ、少なくとも21世紀入ってからですよ、オイル交換フリークが増えたのは。

 

右側のポイントカバー的な蓋を外すとオイルフィルターがあります。

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コレがオイルフィルター。

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ココにただ差し込んであるだけ、ぎゅっと引っ張れば取れます。

中のハイメカもモロ見えなんで、色々チェック出来ます。オイルもココから補充してやるとレベルゲージを見ながら補充するという摩訶不思議体験可能。 

 

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皿ねじ4本外して汚れとご対面。

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黒っぽい部分は全部汚れ。ヘドロみたいな手触りでございます。

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ネットリとした何かが取れました。

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サンエスとか灯油とかで洗って組みなおし。

 

神経質?な人はOリング類は新品にしたほうが良いかもね。