KZ550 タンクの錆取り

放置してたら、何故かジワァーと。

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液ガスの跡あり。

御覧の通り、オーバーフローパイプが無いタイプ。

って事は、油面が上昇するとエアクリやエンジンに流れ込んで、ドカンと。

このバイクは、構造的にエアクリに流れ込んだらブローバイを逆流してクランクケースに行くんじゃないかな?

知らないうちにオイルが増えてるフェックスは要注意です。

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給油口近辺はそうでもないんですが、

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底のほうがかなりの錆びっぷり。

錆取り液を投入してみると、丁度1リッター入れたトコに錆の水平線。

一番重要なデリケートゾーン、コック周りと底面が岩石鉱石系な錆びっぷり。

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非常に判り難い写真ですが、上部裏面。殆ど錆無し。

底面だけ錆びてるのに上の方にも錆のツブツブ、錆は本当に厄介です。

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抜いたガソリンをコーヒーフィルターで濾過したら、コレもんです。

 

GT250のタンク錆取りで15倍に薄めてしまった錆取り液ではモノの役に立たず。

2週間ぐらい放置しておけば取れるかも?レベルの効力低下、コレじゃ話にならんとストレートの錆取り液を新たに買いに行って再チャレンジ。

やっぱ原液も用意しておいた方が良いね。

腐ったガソリン洗浄→原液でキッツイ錆落とし→溶液で全体の浮き錆落とし→防錆処理といった流れで今後は作業していこうかな。

 

原液投入+ナット+磁石攻撃。

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とめどなく溢れる錆、錆、錆。

5時間ぐらい格闘後、15倍溶液で漬け置き洗浄に移行。

理由はとっても疲れたから。