プレス仕様 Hi-Lo同時点灯

ライト暗いよねぇ~カブって。歳食って見えなくってるってのもあるけど、それにしても暗い。

 

本来なら後付けフォグがベストなんでしょうけど、毎日が「戦場のピアニスト」な私には無理。

そんなシュピルマンな方々に送るネタ。

 

昔のオフ車で流行ったよね?Hi-Lo同時点灯。

モノが無い時代はコレで頑張ったモンです。

但し、多用するとバルブが切れるというデメリットがありますので、「見えねぇなぁ」て時だけ点灯で。

このLED全盛の時代に、昭和テイストな同時点灯。

どうかしてるよね。

 

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当該車両はプレスカブ仕様なんで、ライトスイッチ残滓のポジションスイッチが付いてます。

コレをもとの姿に戻す事によってハイビームを点灯させようという作戦。

同時点灯で問題になる発熱はガラスレンズなんで溶ける心配も無し。

(プラレンズは溶ける可能性あり)

 

「P」の先(かつてのライトON)にいかないようにしてるストッパーは、

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こんな感じ。ノブのボッコが凸形状。

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こいつをチョッキンコしてやれば、未知の領域に。

 

ディマースイッチ(Hi-Lo切り替えスイッチ)からHiの電気を拝借して、

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かつてはライトONだったトコにハンダ付け。

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コレで同時点灯スイッチの完成。

元々ライト用の接点だし、Loはディマー経由で流れてるから接点焼けの心配も無いでしょう。元々のディマースイッチも当然使えます。

見た目も変わらず、ぃぃねぇ~この小技感。

 

で、使ってみたら巡航時とか最高な照射範囲。

明るくはなってないけど照射範囲が広がりました。

 

但し、低回転とか低速でブレーキかけると思いっきり暗くなります。

交流と直流で別回路なのに?って、バイクに詳しい先輩が疑問を持つかもしれませんが、発電機は一緒+ライトもバッテリーも半波整流なんでアタリマエ。

バッテリーが上がってるとライトやテールランプが切れるってのは、コレの逆で起こる現象だと思います。

 

コレを嫌って昔のホンダ車でバッテリー系統が全波、ライトは半波って仕様があったんだと思います。

 

まぁ、発電量の限界を肌で感じるミジメな仕様って事です。