AA01 クラッチ交換

現地で組むのはキツイんで、部品取りエンジンのクラッチに新品をセットアップ。

先出し修理的な。

f:id:OVERFLOW:20210309000428j:plain

f:id:OVERFLOW:20210309005506j:plain

 

プロライダーが5万7千㌔使ったらどうなるか?因みに朝イチキックスカスカ、3速のまま停止するとエンストするという症状が出てたので交換した次第。

 

↓プレート類

f:id:OVERFLOW:20210310235642j:plain

f:id:OVERFLOW:20210309013554j:plain

f:id:OVERFLOW:20210309014236j:plain

アタリが強い所が出てきてます。

 

↓ディスクA

f:id:OVERFLOW:20210310235840j:plain

3.8mm。(使用限界3.2mm)

↓ディスクB

f:id:OVERFLOW:20210310235902j:plain

3.6mm(使用限界3.0mm)
 どっちも使用限界の範囲内ですが、確実にィヵレテます。

クラッチディスクって使い続けて使用限界まで使える事なんて滅多に無い、減ったから滑るってワケじゃない奥深き世界ではあります。

 長期不動車で錆たり張り付いたりしてるヤツは別、乗らなきゃ壊れる典型例。

 

f:id:OVERFLOW:20210309013756j:plain

f:id:OVERFLOW:20210309013802j:plain

f:id:OVERFLOW:20210309014030j:plain

金額で考えると社外の強化クラッチAssyとかが買える金額になりますが、ココは純正原理主義

強いけどモロい事多し、スクーターのVベルト然り、強化すると何処かに皺寄せが逝くものです。

強化=長持ちでは無い、緩さも必要。

 

社外クラッチだと恐らく本職の使用には耐えれないと思う。

純正だから5万7千㌔持ったハズ。

f:id:OVERFLOW:20210309014716j:plain

勿論この辺も新品。当たり前だけどケースカバーG/Kも新品。

クラッチスプリングですが、

f:id:OVERFLOW:20210309011922j:plain

16.8mm位(使用限界15,8mm)、コレは今まで換えた事無いなぁ~使用限界に達したヤツを見た事も無く、かといって走行距離的に次は腰上orフレームが終わる=廃車となるワケなんで必要最低限で。

 

クラッチ周り交換の際は絶対変えるべきブツ、クラッチセンターガイド。

部番22131-035-030ね。

まぁ十中八九減ってるから。

コレが減ると「コロコロ」とか「カタカタ」とか心臓に悪い音が出ます。

クラッチ周りからの異音で、リフターのベアリングなんか換える暇あったらコッチを換えろっていう・・・どこでどう間違った知識を教わったのか。

f:id:OVERFLOW:20210311000612j:plain

外径21mm(使用限界20.9mm)

f:id:OVERFLOW:20210311000716j:plain

内径17mm(使用限界17.04mm)

見た目もクラッチ板以上に減ってる感満載。

クラッチ滑る位走ってるヤツは大体こんなモン。良いオイル使えばもうチョイ持つかも知れませんが、クラッチ終わってるのにセンターガイドだけチョイ減り状態で長持ちするってのもバカらしいし再利用するとガイドだけ交換になったりするだろうし非効率非経済的。クラッチが長持ちするオイル?聞いた事無いし。

 

オイルはG1がベストだったんですが、先月リニューアルしやがって粘度変わって化学合成になったのがチョイ不安。

配達系のマトモじゃない車両に使ってネガが出ないのか・・・どうなんだろうね。