今週はタイヤ交換地獄。春だなぁ~と。
2020年生産のカブプロ、フロントフォークスパンおかしくね?ホイール入れるのに広げないと入らない車両多数。
2019年型ではそんな事無かった・・・まぁ部品は支那製ですから、しょうがないね。
パークリチェックでは吸ってないんだけど、2次エアっぽくもあるエンスト症状。
トトトト・・・プスッっていきなり止まる感じ。
取り敢えずOリング関係を交換してみます。
合わせ面のOリング、単品ではゴソウダン。
だからって他車種のガスケットキットを買うってのも、バカらしい。
寸は23×2.4らしい。
Oリング塚から多分ホンダスクーター用のヤツだと思うブツを発掘、まぁまぁイケてる中古を装着。
出っ張りすぎず丁度良い按配。多分アタリ。
ニードル部底のメクラ蓋、
4.8×1.9ってサイズのOリングをプチ引っ張って装着。
1昼夜コックONのまま置いておくとドレンからガマン汁。
しゃーない、秘蔵のケイヒン純正ニードル投入すっか。
右が付けてたヤツ、左は今回封印解除した新品ニードル。
今まで付けてたヤツ、加工跡がナナメってるんですが・・・先っちょの長さも違うし。当時物なのは間違いないので(というのも、ソレ系の昭和塚から出てきた)昭和40年代の社外品?疑惑。
交換したら2晩経過しても、ニジミすらありません。
流石、ケイヒン純正。
所詮カブです、コックあけっぱ上等。
酷使する前提の乗り物、使いっぱなし戸塚ヨットスクールスタイルで使いこんで頂きたく候。
昨今の風潮でバイクに「この子」って何なの?アレ。
メスブタが言ってるんだったらともかくオッサンが言ってるとか、メッサ滅入る。
笠松のトッツァンも言ってました、名前を付けるような行為は駄目だと。
最後は鉄くずやで㌔ナンボです。
廃車前日にハイオク入れてやると、気付かれるので注意。
で、アイドリング放置テスト。
10分後位からアイドリング不安定になるねぇ~このカブ。
アルミが膨張?変形しちゃうのか、冷間時には無かったココからの2次エア発見。
これじゃ朝刊配達に使えないよな。
オイルストーンでシコシコ。
ガスケット制作。
で、2次エアは無くなって15分位持つようになったんですが・・・不整脈的なエンストはまだ消えず。周期的に回転落ちて、粘って復活するときも有るんだけど完全暖気後は粘る根性も無くなるようで。
普通逆だよなぁ~冷間時はすこぶるアイドリング安定。デジタコ付けてみたら千回転でも安定してる快挙。12Vでも距離いってるヤツだったら無理な回転数、温間時だからエンジン不調も疑ったんですが、多少のオイル上がりがあるにせよ1発始動でアイドリング安定はあり得ない。
で、結局コレじゃね?と俺だけの結論。
熱。プチパーコレーション発生してるんじゃね?と。(↑遮熱実験中、もっと厚みないと駄目みたいという結果)
因みに通常走行の信号待ち程度では症状は出ません。
後のアンドン時代には、遮熱板付きのインシュレーター+固定ネジに樹脂ワッシャという対策が施されてるみたいですが、コレはド初期型。
お客様が実験室の王道ホンダイズム、パワーオブドリームでございます。
完璧新品新車状態だったら、こうはならないのかも知れませんが・・・新品キャブが手に入らない令和3年、インナーパーツ交換という小手先だけで直るようなモンではない症状なのは経験上判ります。
大体、キャブクリーナーに漬かった形跡ゼロ、ほぼ新品状態の純正ジェットが付いててコレですから。
ギアチェンジも1→N→2→3のロータリーで使いにくいし、荷台も小さいし、前カゴが物理的に付けれそうにないし。
これじゃ朝刊で使えないな、昔の人は良くこんなモンで荷物山積みで激走したもんですね。
当時のオッサン連中は狂ってたのか気合が違ったのか・・・今より道路は悪かったのにどうかしてるよね。