そもそも、純真な少年時代に戻って考えるとさぁ~
「6V車は発電が弱い」「ライトが暗い」
って巷で良く言われてるのと、
「電球がすぐ切れる」「バッテリーが上がる」
から
「レギュレーター装着」
って、相反すると思わない?
過充電の原因、殆どの場合はコレ。
レクチファイヤ不良。案外盲点では?
まずもって6V車の発電能力なんてヘッポコレベル、レギュレートするほどモリモリ発電しておりません。
電球が純正ワット数+上がってないバッテリーが付いてりゃどっか壊れてると考えるのがポンコツ道。
レギュレーターで電球切れが解決すると思ってる輩もニワカ。
12V車のカブでもディオでもバッテリー抜いて走ったら交流点灯のライトとはいえ、そりゃ切れます。
何故、交流点灯なのにバッテリーが関係するの?ってトコは半波ゥェーブと深く関係してますから、割愛。
バッテリー抜いてかけるとビカビカとヤバイ明るさ+点滅風味に光るでしょ?とヒントだけ伝えて、自分の頭で考えてみる&調べてみる&実践してみる事をオススメ。
そうすると理屈は良く分からなくても理解は深まるし身に付きます。
バッテリーあってのレギュレーター、何事もバランスが大事。
12V車のレギュレーターレクチファイヤも「レクチファイヤ」部分が壊れる事が殆ど。
セレンよりはマシですが、シリコンレクチでも経年劣化で壊れます。
まずはレクチファイヤの点検をしてから、高尚なカスタムチュゥニングへ。
元々この時代の6V車全般、レギュレーターなんて無くても良いってメーカーが太鼓判押してるんだし。
逆に制御しなけりゃならんほどに経年劣化で発電量が上がるっていうなら、それこそノーベル賞モノ。
ミツビシや国産電機製のアルミ鋳物フライホイール採用のジェネレーター使ってるカブ乗りに教えてやってください、その理論。
ホンダは高いんで、スズキ純正部品で。
ダイオードテスターとか使うのも良いんだろけど、バイク用レクチファイヤの場合は抵抗値異常=滅亡サインで間違いないという経験値。
まぁ不安だったら大した金額でもないのでyou換えちゃいなヨ。
因みに完全ボルトオン。
それとイレギュラーであるのがアース不良。
趣味性が高いバイクとか改造車に多いですね。
コレも電球切れや充電不良の原因。
錆ボロポンコツ車両でも余計な事してなきゃ大丈夫なんですが、再塗装車両は要注意。
塗装屋さんはマズもってアースポイントの事なんか考えてくれませんし、知りたくも無いって人が殆ど。
下手すりゃこの車両みたいにネジ穴まで塗ってあるのがアノ業界のスタンダード設定。
そんなのギョーカイではジョーシキなんで組み立て屋がシコシコ削って対処するのが普通なんですが、この車両は経験の浅い不慣れな方が組み立てたっぽい。
↓ステムのホーン取り付け部
↓メーター下レジスター部
上側がアース、銅製の接点になってますが
無慈悲に塗装+微妙に錆が再発という最悪の展開。
不思議と外さなきゃ導通不良って起こらないんだよね、錆びててもさ。
↓エンジンマウント部
この時代の原付って、クランクケースやジェネレーターからアース線が有るワケではなくマウント部命。
地層ならぬ塗層、何回塗り直してるんだろうか?しかも最後の塗装は前略錆の上より。
こうなると本気のやっつけ塗装、新聞紙マスキング程度で何も外さず塗ってくれたほうが故障探求もしやすくてマシ。
ソレとイグニッションコイル取り付け部も真っ黒クロスケに塗装されてました。
アース不良の巣窟、導通不良の総合商社みたいなバイクでした。(ネタが古すぎか)
コレだけやってから、レギュレーターだ何だと次のステージへ移行してください。
ホント、ぶっ壊れてるのにドーピングで対処するような昨今の風潮、何とかならんのかね?人間でいうと90代にバイアグラ、皺取り手術で若さ復活みたいな。
添加剤しかり電装系しかり。
しかも気休め骨休め、やっぱ直らないという弱者ビジネス的なアレ。
まぁね、買う側の皆さんってビジュアル系ですから塗ってあると喜ぶんですが・・・この辺のバイクだと塗装クオリティーが高くないとかえってマイナス査定の結構です案件になりがち。
そりゃニワカがXE50なんて45年前の珍妙な旧車に手を出しませんからね。
ハッタリかましても、すぐ見破られます。
逆に磨きだけで錆はそのままって車両のほうが買いやすいと思うのは私だけ?
売る側の自己満足以外得られるモノはないんじゃないかなぁ~やっつけ塗装。
塗って写真写り良くして・・・ってヤフオク臭プンプンですが、買った側からの呪いや恨みで体調崩してませんか?
ゼニが無い→やっつけ→呪→ヤバイオーラの泉という負のスパイラル。