アイドリングの不整脈症状。
「ドドド、ドドッド」みたいな感じ、元々そんなモンといえばそれまでなんですが・・・この車両の場合、サイレンサーとエアクリーナーエレメントが社外品なんでソレも影響あり?かも。
かつ、エアクリの内蓋除去+ダクト加工という当時の雑誌受け売り仕様になっておりまして、こっちはモロ影響大。
あの時代特有のミニ四駆的チューニング、バブル残滓な懐かしさ。
ナンバー付きにダクト撤去のススメなんて無責任だよなぁ~と今となっては思います。
かくいうオレもやったクチなんですが。
パイロットスクリューの先端が曲がってたんで、とりあえずCVKのパイロットスクリューを装着。
目視の限りマイナス側の出っ張り具合が違うだけで、デリケートゾーンの寸法は一緒っぽい。
こうやって見ると、どっちも曲がってるな。(左がCVK、右がMD20キャブ)
先っちょ潰れてるし。
付けてみたら、
しっぽり納まりました。ツライチ感がCVK。
純正のギザって手で回せるように付いてるのかな?にしてはクリアランス激狭だけど。
CVK用も使えるっちゃー使えるみたいですが、あくまで実験テスト走行用。
コレで症状がカイゼンすれば部品交換みたいな作戦。
案の定、カイゼンしました。
コレだけ変形してりゃーそりゃ不調になるわな。
後日、ホンモノの新品に交換。
多少不整脈は残ってますが、エンストするとかそういうのはナシ。
上は吹けるんで、後はニードル周りとフロートバルブ交換かなぁ~まぁ、ヤツがやらないだろうけど。
当時オレが乗ってたXLRより調子が良いんだけど・・・かかりは良いし排ガス臭も無いし、PDキャブ特有のドンツキも極小。
こんな乗りやすかったのか、と。
当時のバイク屋につかまされたな、どうりて3年落ちが20万だったわけだと30年前が蘇るわ。
春先は必ずキックスカスカ=仕様だと悪徳ショップに教えられたけど・・・今となっては「ソンナワケネェーダロ」と断言。