衝撃の画像、グロ注意です。
ちょっと覚悟しておけなんて言ってましたが・・・まさかココまで爆発するとは。
ニェジェーリンの大惨事以来の衝撃。
仕様は過走行エンジン、吸排気はノーマル。
僅か1,500kmで、右だけ滅亡。
元々は傷多めだった左シリンダーは何故か問題無し、ピンピンしてるのがアレですよね・・・
ヘッドの焼けもチョイ濃い目、如何にもノーマルってな焼け。
左はバリ少な目ピストン装着済み。
バリとか型崩れっぽい見た目=アレなんだという事で間違いなさそう。
オイル切れとか燃調薄めとかでの焼き付きって話じゃねーな、コレ。
残りの部品はマフラー内から出てきました。
不幸中の幸いで硬い系のブツ(クリップとかリング)は全てマフラー内から出てきました。
トップリングの一部は遂に見つからず。まぁマフラー内に残留してるのでしょうが、HRCメカじゃあるまいし、ソコまでやりません。
爆発したピストンを調査。
↓爆発前の重量(左に付けてたピストン)
エアブローで飛んじゃってたり、まだケース内に入ってる(というより溶けてへばり付いてる)のがありますから、全摘に近いか。残り15gは何処へ?
因みに、
3万8千㌔使った純正ピストンも計測。10gほど重たい約160gでした。
↓回収した細かい残骸
ウサギのウンチみたいな形状の残骸多数。トロけるピストン、メイドインジャパン。
鋭利なトコとか破断面が殆ど見られません。
どうみてもクリアランス大で焼き付いたとか割れたってんじゃなく、溶けたっぽいよねぇ~ピストンマニアじゃないんで見た目での判断ですが。
幾らピストンクリアランス大きめとはいえ、ココまで崩壊したピストンは見た事ないなぁ~純正なら原型を留めている事が大半。
カブ系中華激安ボアアップキットでもココまで壊れん。
搭乗員曰く「爆発1分前までは普通に動いてた。突然、水温上がり気味になって吹けなくなり路肩に寄せた途端「カコン」という音とともに停止。タイヤロックはしてない。」とのこと。
コレ見ても社外ピストン+オーバーサイズで復活とか考えます?
海外にある純正オーバーサイズ(まだ売ってるのかも?)を取り寄せるのを強くお勧め。