TL125SB カムチェーンテンショナー点検 シフトシャフトシール交換

下半分はイジってないのに「コトコトカチャカチャ」と賑やか。

コレ系エンジンの持病?テンショナー周りがぁゃιぃ

一度、具の部分が見てみたかったんで、この機会に仕組みを学ぼうと。

 

ケース上のテンショナーボルトはフリー状態なんですが、

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アチャー、スライダーが浮いてますね。

手でアームを押しても動かないんですが・・・固着してるっぽい。

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スプリングは遊び無し、しっかり押し付けております。

で、ボルト緩めた瞬間、パチンと押し付けてやがるの、コレ。

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何なんだろう?この軸部分のヘボさ。

軽トラ荷台にかけるカバーのハトメ的なヤツが締めると歪んで動かなくなるみたい。

具の部分を見ると、M3スクリューで持ち上げる強制テンショナーでも全然問題無いですね。

 

強制モードで音が消えるトコまで調整。

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ちょっと上がりすぎでは・・・多分、一番上の写真が適正位置。

スライダーに極端な摩耗は無かったんで伸びてるのかなぁ~カムチェーン。

=結論=

強制的にテンションかけないと音が消えない=ガイド摩耗&カムチェーンの伸び。

問題の本質はカムチェーンorスライダーが駄目になってると強制テンショナーモードになるようで。

 

開けたんでカバーのシール類を新品交換。

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新品もカクい形状。ですが、厚みが全然違います。

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カバー装着時「カパンッ」ってアルミ同士が当たる音がしたら要交換。

それとチェンジシャフトのシールも滲んてたんで交換。

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コレで漏れ無し。