3XC1 1KTシリンダー比較

フフフ・・・

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2ストロークが何故アフリカ諸国で人気だったか・・・そう、4サイクルなんか目じゃないレベルで復活させれる。しかも流用効く車種だと尚更。

 

overflow.hatenablog.com

 

4サイクルがこのレベルでイクとまぁ大変。カムやらバルブやらメタルやらミッションやら・・・貧乏くさくオイルがグルングルン回る仕組みが良くない。

当基地、マリのアルカイダ以下のヤンチャぶりですな。

初代TZR250は案外マイナーなのか、昨今の旧車バブルにノれてないのか、1KTパーツはそんなに高くない。これが3XCで探すとベラボーに高いなぁ~と。

1KTと3XCって互換性バリバリなトコ多いんだよね。

ってか、1KTのお下がりで造りました♡ってのが、R1-Zというバイク=オレの認識です。

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コレ系ってSPレースとかで使われてた可能性もあるんで、ウォータージャケットの腐りは要チェックポイント。レギュレーション的にアウトですから、クーラント

コレは間違いなく公道オンリー、スタッドボルトの腐りも少な目。

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長期保管系だったらしく、蜘蛛の死骸がウォータージャケット内にあったりして逆に安心。

ずーと使ってない証拠、最近外したヤツより減ってない可能性高しとにらんでます。

汚いでも油汚れ泥汚れは駄目、ぶん投げ系や廃墟系の汚さの中にお宝は潜んでるかも?

 

シリンダゲージ、久しぶりに引っ張りだしてきました。

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1961年製、ガガーリンが人類初の宇宙へ「地球は青かった」そんな頃です、ええ。

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カタカナガキ、マダマダセンゴデスネ。

随分昔のヤツですが、昨今のヤツと違いダイヤルゲージ本体をボア内にぶっこむタイプ。

直接なんで誤差が少ないかも?ですが、使い勝手は今時のボッコタイプのヤツが上。

流石に当時物の寸合わせ具はズレてたんで、マイクロメーターにてゼロ点セット。

 

で、測ってみた結果↓

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真ん中、前後方向が一番減るんだねぇ~と。

排気ポート直下がシコられまくってる証拠。

4万㌔走ると40ミクロン減るのかぁ~1万㌔=10ミクロン摩耗なのかな?とか、焼き付かん限りは0.25サイズオーバーで大丈夫なんだろうなぁ~海外には純正オーバーサイズのNOSあるなとか、障害学習予習復習の繰り返し。

 

1KTシリンダー、多少の縦傷(触っても全然判らん程度)はありますが、全然減ってねぇ~恐らく1万㌔も走って無いんじゃね?って数値を叩き出しました。

こりゃ、確実に何かが変わる、面白そうだ。