♪クルクル回る~三角木馬ぁ~♪
試運転してみた感想。
始動時キックカッチカチの一番上の位置じゃないとエンジンかかんねーとか、足付かねーし、タチ強いし、パーシャル効かないし。
スズキ2ストローク特有のほんわか巡航を許さない特性、久しぶりに味わいました。
ギャン!と開けてくと、もう最高💛なんですが。
で、上まで回らなかった一因(最大の原因)は↓コレ↓
昔流行ったYPVS全開固定ならぬ「AETC全閉固定」状態でした。
要は低速状態のまま。
コレ、オレも昔なったなぁ~他がマトモだったら、まぁまぁ動く。
流石にポワァ~ンと力なく回る感じでドカンといかなくなるんだよね。何だかジェベルっぽい感じというか何というか・・・そんな感じ。
高回転不調はメインノズル摩耗も影響してたと思われます。
たった110円の部品ですが、エンジンへの影響大。
エンジンばらしたら必ず換えてほしい部品です。基本、再利用不可(経験者は語る)です。
再利用すると知らんうちに外れてたりしますから。
38と39ね。
良く外れるのが38ですが、普通は両方換えます。
そうなるとクラッチカバーを外す必要があるんで、
当然ガスケットも用意。それとキック根っこのオイルシールも換えました。
10年前に戻った感じ、デジャブ感炸裂ですがこんなに綺麗じゃなかったオレのRMX。
コイツが排気タイミング可変させるスズキのハイテクメカ。
その名も遠心ガバナという故障知らずの逸品。
モトクロッサーでは当たり前ですが公道仕様では珍しいです。それ位レーサー直系エンジンです、このバイク。
DTやCRMもガバナで良かったのに・・・性能を狙ったのかコンピューター仕掛け。
そのコンピューターやモーター、ワイヤーの供給が問題になってますねぇ~両車とも。
ガバナを外して交換。初めての人はガバナの構成部品のシンプルさに感動する事間違いなし。タマ3つ?コレで大丈夫かよ!みたいな。
茶色くなってたら換えたほうが良いかも?カッチカチです。
樹脂というよりプラモの部品みたいな手応え、パキンと千切れそうな感じ。
ブッシュ部もコシが無いというか、反発力が新品と全然違います。
続いてシリンダー側。
下品な表現で恐縮ですが、元々浅めなカリクビが無くなっちゃってますね。コレだもん外れるわ。
パチンとはめ込むダケの樹脂ブッシュをこんなトコに使うスズキもどうかしてると思いますが・・・当時は「レーサー直系」というパワーワードで解決、大らかな時代だったなぁ~と。
今ならグチグチウルセェヤツが文句言うんだろうな。