プレス仕様 グリップテープでグリップ補修

貴重?な純正グリップヒーターの摩耗が激しい今日この頃。

一応、予備もあるんですが本職が使ってた中古品ダケあってツルッツルのカッチカチ。

新品部品は間もなくゴソウダンみたいですが、左¥9,625右¥8,690合計¥18,315とセレブ価格。

プレスカブに関しては純正原理主義者な私でも流石にコレは・・・グリップ如きに一万八千円チョイも出せません。

 

社外のグリップヒーターのグリップだけ使うって作戦も有りますが、何で接着しても遅かれ早かれハンドルから剥がれてくる悲しさ。外巻きは操作性と耐久性がクソ。

純正は何で接着してるのか知らんけど、グリップ単体にするのが無理なレベル、無慈悲なくっつきぶりです。

純正はやっぱスゴイ。

 

何か上手い事ミジメな感じで直せないかなぁ~と。

ふと思い出したのがテニスラケット用のグリップテープ。

チャリ用、ドカタ用、ゴルフ用とか色々あるみたいですが、あえてココは思い出の庭球用で。

 

ナウなヤングの頃に使ってたなぁ~と思い出したら吉日、こんな時期なんでスポーツ用品店の片隅に追いやられたテニスコーナーに行ってきました。

グリップテープって今もあるんだねぇ~というよりメッチャ進化してました。

ラケットも凄かった・・・木製は何処?カーボネックスが超絶進化してたり(昔は外側にうっすらカーボン)と、浦島太郎モード。

昔あったYONEX製のメッシュなネバネバするヤツはもうないんだね。

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0.6mmって薄く感じますが、一巻きすると結構ブッとくなります。

こんなタイプは昭和末期には無かった。

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このレベルで減ってますから、ニクロム線出てきて感電の恐れもあったりします。

(外巻き郵政用で昔は良くあったらしい・・・感電)

 

ミジメ感が良い感じに出て、理想の仕上がり。

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減り対策で付けたんですが、ソコはグリップテープ。

しっとり感バツグン、メッチャグリップ力向上。

トライアル用のグリップレベル、手のひらから離れないというか握らなくてもアクセル回せるというか・・・そういう感覚です。

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余ったんでブレーキレバーにも巻いてみました。

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寒さ対策用スポンジも良いですが、コレも中々どうして。

ひんやり感を低減してくれます。

スポンジ比でそんなに太くならないのもメリット。耐久性もこっちのほうがありそう。

 

グリップヒーターの効きに関しても問題無し。

逆に握った時のひんやり感が低減したんで全体が暖かくなったような感じです。錯覚?

 

結局、ラケット一本分で左右グリップとレバーでピッタリな長さ。

しかも¥275とクッソ安いんで、ミジメ系ライダーに超オススメです。