この辺の部品に押されてるスタンプが昭和42年。
そりゃ壊れるよねぇ~55年前の電気部品。何時壊れてもおかしくない。
洗濯機や冷蔵庫だと怖くて使えないよね。
そう考えるとバイクはエライ?道楽で乗ってるヤツが多いダケか。
火花を見ると弱い&間欠泉モード。時々強かったりで気まぐれな感じ。
コレ経験上、まぁ間違いなくコイルっぽい。
21世紀も20年チョイ経つのに昭和のポンコツバイクに乗ってるならポイントやコンデンサ換える前にまずはイグニッションコイルを換えとけと。
最近特に多いんだけどまぁ駄目になってるね、昭和40~50年代のイグニッションコイル。
持って50年位なんでしょうかね。
コイル壊れてるのにポイント換えても無駄、ポイント屋が儲かるダケです。
最下流のプラグがカブってるダケでもポイント接点バチバチ、濃い目の車両って接点荒れるんだろうなぁ~あくまで経験上ですが、点火系のトラブルはポイントに皺寄せがイク仕組みと思われます。
ですが、念の為上流からチェック。
バッテリーは充電済み、ポイントは数年前に換えたし荒れも無く良い感じ。
コンデンサは怪しいけど、赤火ってワケでもなくソコまで弱火でも無く。
問題は間欠泉。バッテリー点火なのに踏み始めからバチバチ来ないのがオカシイ。
で、フレーム内に収まってるコイルを外してみたら、
零式艦上戦闘機っぽいダイアモンドな三菱製コイルが出てきました。
こりゃ何時爆発してもおかしくないオーラが漂う逸品ですな。
そりゃ駄目になるだろうと、定番?のエリミネーター250用コイルに交換。
アレ系カワサキツイン用コイル、何個持ってるんだオレ。
当然、取り付け方法が全く違うので片っぽだけで固定。
多分大丈夫、イケるよ多分。
ココまで安定点火するようになり、作戦成功。
正常な火花だと音も違うねぇ~パチだったのがバチッ!って。
で、エンジンかけてみたら白煙減少というソコはどーでもいいってトコが直ったダケ。
相変わらずセニアカー、アイドリングや始動性はクソ安定してますが高回転はモンモンなっちゃって回りません。
なんじゃぁ~こりゃ。
タイミングライトで見てみたら点火がチャランポランなのが判明。
回転上がると45度位進んだり遅れたり。とにかくバラバラテキトー気まぐれ点火。
コイツか・・・高回転不調の原因は。