C200 イグニッションコイル交換 ~プレスカブFI用を流用編~

やっぱ暖まると火花が弱くなる、火花の出方が間欠泉モード。

今まで散々見てきたホンダ6Vバッテリー点火車両の典型的イグニッションコイル故障例。

コレ系の車両は、ポイント換える前にコイル換えろと。

 

そこで、前々から気になってたホンダのFI化した原付の殆どが採用している、

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MP33刻印のコイル。

ステー付きは素敵♡(ップ)なんで、あえて鉄カブFI用のコイルをヤフオクで。

数百円でゴロゴロ転がってて、モノには困りません。

安い=需要が無い=壊れないという、中古部品界ではド定番の掟。

 

現行カブプロもコレ使ってるんですが、

overflow.hatenablog.com

実はカブってFI化してから、フルトラに変更されてます。

案外知られてないし、知ってどうする?という無駄知識ですが。

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凄いよねぇ~バッテリー点火なのにバッテリー無しでも始動する、ホンダ驚異のメカニズム。

バッテリー点火ならポイントだろうがセミトラだろうが抵抗値が似てりゃ12V同士なら間違いなく流用可能、さて6Vには?

 

抵抗値が近似。

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まぁ6Vに12Vのコイルが使えるなんて、古今東西聞いた事ないんで駄目元。

結果、火花は飛ぶけど超弱火で駄目でした。

プラグキャップ付けたらほぼ失火レベル。

まぁそんなモンだろうね。

 

巻き数と線径が超重要っぽいのは、この間までジェネレーター巻いてたんで良く分かります。

手巻き感溢れるコイルだから、巻き直し?

2次コイルの線径がクソ細くてクソ巻いてあるらしく(数万回レベル?)流石に拷問レベル。

まぁ、ひまだったら・・・コンマ1mmレベルになると長さ売りじゃなく量り売りみたいですね。

巻き数数えながら解いて計量して・・・考えるだけでもキツイ。