今回はステムベアリング弄りですが、同時にフロントフォークを分解するなら、
この段階でリングナット緩めとくと楽。
アクスルシャフト部をモンキーで掴んでリングナットはチェーンレンチ、反動と瞬発力が命。
蛇腹は短い方が上。
首チョンパ状態でも無骨なアンダーガードのおかげで、何時もより安定しております。
もう駄目かも判らんねってレベルの腐り具合に見えますよね?
コレ、実はグリス。
半世紀以上前のグリス?否、新車でこんなに塗ってるワケないから一度バラしてるんだろうけど・・・。
クソ硬くなっており、純正塗装の一部はグリスに持ってかれる始末。
相変わらずショボイ塗装。
ステム下側のレースにあるクレーターが気になりますが・・・イケるイケる。
イケてなかった場合、国内じゃ入手不可能なのでイーベー等で海外ショッピングと相成るワケですが・・・とっつぁんバイクにそこまでしなくてもってのが正直あります。
ニワカが良く言う「無いモノは造る」スリーデープリンターで造る?夢物語、スリーデープリンターステマ。
ベアリングメーカー以外が造ったベアリングレースなんて、怖くて乗れねーよ。
まぁ、乗ってみて問題無ければそれで良し。
あとは感性フィーリングの世界、搭乗員次第です。
掃除が一番堪えるってのは、古今東西車種問わず。
鮮やかな血糊レッドが半世紀の時を経て復活。
トップのナット、フックレンチで回すタイプじゃなくペットボトルの蓋的なギザ付きナット。
締め付けトルク、ペットボトルの蓋をチョイ緩めに締めた時のソレ。
この状態ではユルユル上等、ココでなめらかフィーリングにしちゃうと硬い。
ステムセンターナットを締めたら結構詰るから、ソコを見越して緩めにセット⇔トップブリッジ仮付け+センターナットを締めて確認。コレを何回かやってなめらか仕上げ。
マニュアル通りにはいかないんだよね、ココって。