Ⅰ型 キャブレター点検

機種コード「399」ニセホーク的なデザイン、ハイテク化寸前過渡期感バリバリなシービーワンツー。

次の型JC06ってのには乗った事あるけど、ギンギン回して乗る系のヒラヒラバイクだった記憶。

 

現車、かかるよといわれたけどかからないという、いつものパターン。

パチパチプシュプシュアフターファイヤ連発、1番シリンダー燃焼せず片肺。

さて?

左右共圧縮8.5k、点火5千前後、まぁまぁ問題っちゃー問題な数値ですが、両方揃ってるのはスバラシイ。

コレで始動困難になるかなぁ~次はキャブという事で。

キャブ号機PD26AA、最初期型です。

キャブ周りの造りがいかにもホンダって感じ、凝り過ぎです。

ワンツーの分際でエアクリーナー左右独立とか気が狂ってるレベル。

おかげで部品供給は絶望的、インシュレーターやジョイントダクトまで車種専用品、とうの昔にゴソウダンパーツ。

おまけに6Vのバッテリー点火という鬼門。6N6-3Bの国産品は2万円オーバー。

こりゃ今から乗っても絶望しかないぞ。

 

メーター読み3万7千㌔なんで、ニードルにテカり有。

テーパーになってるトコよりも、付け根が一番減るし影響大なんで取り外して確認。

刻印03C

ニードル段数が変わってる・・・バイクに詳しいセンパイ、あぁ闘ったんだな。

けどさぁ~吸排気フルノーマルでキャブレターセッティングしてる時点で負け。

勝利の無い泥沼。

フロートレベルも下げ気味の方向ですか、バイクに詳しいセンパイ。

古いとフルノーマルでも調整が必要なんですね~へぇ~棒

H寸法12mm、標準値に戻しました。

弄れるからって弄るなよなぁ~ベロ。

 

中はとっても綺麗。

まるで新品みたいな状態でしたから、乗りっぱだったら全く問題ないハズ。

スロー経路のブリード穴が詰まってるのが原因か?と思ったら、コレでも穴通じてるのね。

単なる吹き返しの汚れで酷い事になってる風に見えるダケ。