Ⅰ型 電装系点検

キャブ弄ってる時に気づいたヘンテコ箇所。

IGコイルの黒線を何故にアース??

バッテリー点火の場合、マイナス側(黄と青)をポイントでチカチカやってるワケでして黒線はプラスが来てるハズ。

通常だったらショートして絶対火花が飛ばないどころか、ヒューズが飛ぶハズ。

コンデンサも撤去されてるし。

フルトラキットが有ったのか?とポイントチェック。

ギボシ追加してる?と思ったら元々がこういう造り。

そんなワケでほぼCB125T初期型専用品でゴソウダンパーツというホンダイズム。

さぁどうするか。

当時のバイクでこんなに配線あったか?2本だけフレッシュなハーネステープ巻いてある。ぁゃιィ

辿ってみると、何やらあります。

引きずりだしてみるとアムロのお父さんが造った的な逸品が。

どうやらセミトラ化したみたい。

かなりしっかり造ってありますが、

コレ一個で元々は済んでた話。

「接点の荒れが・・・」というハナシもありますが、マトモな状態ならポイント点火でも数万㌔持つし、逆に当時物のハイテクより信頼性は上。

セミトラ化ってそもそもオメェは乗るのか?って輩が陥りがちな道楽チューン。

プラグが被り気味とかコイル不良、プラグコード不良なんかでもポイント接点バチバチしちゃうのは余り知られてないハナシ。

トラブルの本質、大元を直さないと恥の上塗り致命傷。

「困ったら純正戻し」

トラブルシューティングのスタート時点から間違えちゃうとね。

 

因みにCB250のコンデンサーと部品番号が一緒、取っといてよかった。

手造りセミトラはちょっと・・・ね。

 

それと他の部分のセンスが・・・

捩ってあるだけ、配線色もテキトー、余ったらグイッと押し込んでビニテ、何故にエアクリーナー後部のバッテリーケースカットしたし。

複数人が絡んでる可能性大ですが、こんな感じで後先考えない仕様で仕上げちゃう方を信用しろって言われても、無理。

それに、セミトラ?ユニットのギボシ抜いたらあからさまにニュートラルランプが明るくなったし・・・オレもハイテク回路の事は全く詳しくありませんが多分、絶対何か間違ってるよ。

 

それとは別問題で、

黎明期のLEDウインカー&テールランプ。

真正面以外は役立たずなヤツですね~流行ったよねぇ~ぁあ、懐かしい。もう10年前か。

 

とにかくワケが判らないんで、一旦ノーマルに戻させて頂きます。

 

恐らくバッテリーが上がるとか、ライト付けたらエンストとか・・・で電気に詳しい節電おじさん?が色々ハイテク注入。で、泥沼化。悲惨。

最終的に手に負えなくなったのかな?

困るんだよねぇ~任された赤の他人はさ。

せめてボルトオン、カプラー入れ替えで元に戻せるようにハイテク注入して欲しかった。

「困ったらノーマル戻し」

ホント、古から伝わる名言。