鉄カブの弱点

キャブレター時代のカブは頑丈?
♪思い出は〜美しすぎてぇ〜♪
ですよね、全く。


報道関係車両を見る限り、5万キロ前後走った車両で比較するとマフラーエンドのコンディションは
新聞バーディー→AA04→AA01銀エンジン→AA01黒エンジン
なんだよなぁ〜不思議と?見た目のクオリティーが最悪なスズキのマフラーエンドはカッサカサ。オイルが燃えた形跡ゼロです。フロントフォークはリジット化してましたが・・・。
黒エンジンのマフラーエンドは大体2スト化してますねぇ〜理由は判らんけど。駄目なんだろうね、アノエンジン。


内地とは違い雪上走行するので、最大の問題点はリアフェンダーの錆。

走行約3万キロ、一回錆取り&塗装済みでこの状態。4万で錆だらけ、5万で反対側が見える&荷台でブレーキランプが割れるとかタイヤが擦れるとかが発生。
8万キロが現在周りでは一番ご長寿。フェンダーは穴開いてますが不思議と分離独立しておりません。
エンジンが逝く前にココが問題で現役引退ってパターンが殆ど。


それと、フロントサスアームのへたり。


タイヤ上側が右に寄ってるの判ります?


左右でフォークとのクリアランスが違います。
何故か前から見て右側寄り車両ばかり。左側寄りの車両は見た事無いな。サイドスタンドで停めるから?


上記の欠点、AA04では完全解消されてるんで車体は長持ちしそうです。エンジンも黒エンジン的な酷い状況(カウンターシャフトのベアリング崩壊とか、オイル上がりでマフラー詰まったとか、バルブにカーボンかみこんだとか)は今の所見た事無しです。
ただ、プレスと比べると他の部分で色々ありますが、
・ブレーキ効かない、減りが早い
・フロント重い、ワダチに取られ易い
・Uターンがし辛い
・ステップ剛性が高すぎて昔ながらの打撃系での修正が困難
・リアサスカバーが無いので抜け易い
・ヘッドライトバルブが切れ易い&バルブ激高
・センタースタンドを使うのがツライ
・チェーンカバー錆び易い
・キャブ時代と比較するとグリップヒーターがショボイ。キャブ時代は内地で使うと低温やけどするレベルで発熱しました、あれはジェネレーターから直で来てましたからね。氷点下だとソレぐらいの発熱量が必要です。
とか。
ただし、フェンダー崩壊が無くなっただけでも偉大なる進化だと思いますよ。
セルでエンジンかかるし。