お客様が実験台ならぬ、イレ様が実験台。
事の発端は、リザーバタンクのメクラ蓋。
今年の冬、TLM200ジャンクサスでは失敗したアレ。
その際、メクラ蓋が鉄板だったら奥にバルブが有ると学習しました。
ほら、やっぱり。
エア圧は、
限りなくゼロに近い数値。まともだったら10~15k位なハズ。
サスポンプで加圧してみたんですが、全く変化無し。
あぁ、コレはオイルが入ってないね殆どって、誰でも判るスコスコ感。
前からバラしてみたかったんだよ、ショーワのブラダ入りサスペンション。
かつてオイルだった何かが少量入っておりました。酸っぱい臭いの墨汁?みたいな。
リザーバタンクの圧力低下でも漏れる疑惑が前々からオレの中にあるんで、とりあえずオイル交換して漏れが滲み程度になるのかどうかの実験台になってもらいます。
ロッドの錆も有るんだけど、ね。
木端微塵に分解。
あ、オイルシールの型番チェックするのを忘れた。
メーカーはアライだった。
オイルは、
DT200R用に買っておいた5番を使ってみました。ネット上では色々ぶち込んでますが、フロントほど変化がない様子。
カワサキやホンダの古いマニュアルを参照すると、サラサラ系オイルでOK牧場。
多分5番で大丈夫。
ブラダタイプだから、リザーバタンクのセンの辺りまでオイル入れてシールとリザーバータンクを仮組み。
どうやってもオイルシール部にエアが残っちゃうんで、内部の気泡をイメージ。
上にやって、
通路を通して、
蓋のトコに持ってってと。
コレでクチュクチュといやらしい音が消えたんで、エアは抜けた様子。
今度はしっかりとダンパー効いております。リバウンドで「ガツンッ」と金属同士がぶつかるような音も無くなりました。
あとはどれ位持つか・・・2~3回走行して漏れなければ、オレの中では勝ち。
9/9
僅か一週間で左側は漏れまくり。作動させて無い状態でコレだから駄目ですね。
右側は無事ですが、走行後にどうなるか。