P2 ピストン交換

↓圧縮無かった理由↓

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吸気側がコレだけやられてたら駄目だよね。アルミ溶けてリンク固着してます。

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排気側はまだイケる?リングが固着してないんですが・・・水滴が無数に。

コレだろうね、焼き付きの原因。

恐らく、エアクリーナーエレメントがほぼ無い状態で波打ち際を激走→モトクロッサーなんでメーカーも余り気遣い無し→エアクリBOXのクソデカイ開口部から水滴侵入→滅亡と。

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ヘッドは綺麗ですねぇ~流石レーサー。公道仕様車とは済む世界が違うんだなぁ~という箇所がちらほら。

市販車改造しても超えられない壁、極端にいうとF1と大型トラックの違いみたいな。

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コンロッド小端にも水滴。こりゃクランクも大なり小なりダメージ逝ってるかもわからんね。

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渾身の自作ガスケット作成。

ベースG/K、もう出ません。当たり前か、レーサーだもんね。

 

純正ピストンは最終型のヤツだけはでるんですが、リングが出ないという・・・古いバイク部品あるあるなパターン。そりゃリングだけ交換する事が多いですもんね。

 

しょうがないんで、

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独ヴォスナー社製のイカしたピストンをブチ込む事に。

勝ちに行くのか?というレベル。

潔い1本リング、クソ軽いピストン。

こりゃ持たないだろうなぁ~ましてや焼き付きシリンダーにブチ込むワケですから。

 

このピストン、純正と比べるのが失礼なレベルな仕上がり。

ピストンピンなんてスルゥゥ~とキツくなく緩くなく絶妙な加工精度を感じます。

手に持って組んでると、この辺の社外ピストンが大好き💛ロードライダー読みまくってた世代の気持ちが判るような。

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バリなんて取る必要なし。

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全面、面取り済み。

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取り敢えず組んでみた。