SJ13A 2号機 エアクリーナーエレメント清掃

純正エアクリーナーエレメントは廃盤、社外もSJ14Aばかりで’95年以前のRMXは全然ナシ。

あっても来年2月入荷って・・・今年の夏ぐらいから、このパターン多いですよね。

全世界、東亜の工場無しでは成り立たないのが良く分かった一年。

ここにきて支那計画停電・・・まだまだこの状況は続きそうです。

 

外側(外殻?)エレメントが崩壊しそうなんで躊躇してましたが、やっぱ見ておかないと駄目ですよね。

内側の目が細かいエレメントは無事なんで、余程のトコで走らない限り大丈夫じゃねーかな。

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オフロードな方々がこよなく愛するネバネバ系のオイルが溜まっておりました。

エレメント本体も重さを感じるレベルで塗布、100cc位いってるのでは?というネバネバ納豆モドキなエレメント。

いくら何でも塗り過ぎです。

ネバネバ系でも重力には逆らえず、エレメント下部は窒息状態。

 

で、このRMXは奇跡的?にノーマルダクトが付いてますので、エレメント上半分は余りお仕事しない仕様です。

かなり窒息してたらしく、久しぶりにエレメント清掃で吹け上がりの変化をバリ体感。

ミクニのエアジェットBS30/97

R1-Zのメインエアジェット#1.1(純正では部品設定なし)を交換しようと。

ついでにパイロットエアジェット#1.4も換えてみるか。

部番で攻めたら、

239-14172-14    . パイロツトジエツト,エア (1.4)    1    あり    1,045
239-14172-11    パイロツトジエツト,エア    1    なし    販売終了        

 

まぁ、ミクニ純正で買えば

735-010-0110 エアジェット1.1 ¥605

735-010-0140 エアジェット1.4 ¥605

で、最安値。

ですが、ミクニの在庫が無いみたいで入荷が来月下旬とのこと。

モノによっては年末とか。

今年は入荷遅れが多いですね。

 

しゃーないんで、スズキ純正で取ろうかと。

09493-50004 0.5 廃盤

09493-60004 ジエツト0.6 ¥814
09493-70009 ジエツト0.7¥1,155
09493-80010 ジエツト0.8¥1,155

09493-90006 0.9 廃盤
09493-95001 0.95 廃盤

09493-20007 ジエツト、エア、1.0¥1,595
09493-22005 ジエツト1.1¥2,530
09493-23002 ジエツト1.15¥990
09493-24007 ジエツト、エア(1.2)¥836
09493-25003 ジエツト、エア、1.25¥770 
09493-28006 ジエツト、パイロツトエアー(1.4)¥649      

ついでにザラザラと番手違いも調べてみたんですが・・・どうした?このテキトー値付けは。

#1.1だけベラボーに高い理由が知りたいんですが?

最近のスズキ純正部品、なんか変ですよね。

スズキのセレブ価格化、磐田を見習えって事なんでしょうが・・・じゃぁヤマハに乗るよでオワるような。

 

あ、1.15頼んじゃいました・・・そんなに違わんだろ。

SJ13A 2号機 火花チェック

普通に火花チェックしたら滅茶苦茶弱い=迷宮入りするかなぁ~と思います。

DC-CDIなのにバッテリーレス=始動時の点火電圧は己の脚力次第という事。

掛かっちゃえば問題無しという割り切りの良さですが・・・割り切り過ぎ。

 

なんで、

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コンデンサー部にバッテリーを繋げて、疑似始動してます状態をつくりまして、

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エンジン止まってるのにニュートラルランプ点灯という状態でキック。

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ハイ合格です。

コレがバッテリーつながないと10前後、ライトソケット外して20行くかな?ってレベルまで電圧降下しました。(脚力次第、個人差があります。)

 

バッテリー搭載すると低速トルク上がるんだよね・・・始動性も良くなるし。

10年前はバッテリー積んでたなぁ~4B-5をリアバック内に忍ばせてましたわ。

真似して爆発しても知らんけどね。

SJ13A 2号機 チェンジシャフトのオイルシール交換

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緑の汁は2ストオイルですが、ミッションに混ざって漏れてるワケではありません。

このバイク、キャブにワンウェイバルブが付いてるタイプなんで、キャブが付いてない状態でホースが宙ぶらりんだとジワジワ出てきます。

2~3日ホース外してたらコレ位出ました。

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結構、嵌め嵌め具合がキツイんで、右カバー開けてシフトシャフト抜いたほうが良いかも?

安全策ならシャフト抜きで。

 

HA02も暫く安泰?

鉄カブ系エンジンはシブトイ。

powersports.honda.com

 

来年型が発表されましたね。

って、何見てるんだ?オレ。

 

微妙に違ってて流用が出来ないのか、ヘボイから使わないのか、見落とされてるのか不明ですが・・・カブキチ連中が注目しないのが不思議。

こういうの調べるのがライフワークでして。

ヘッド周りに興味深々。

カムは50並みの作用角か・・・子供用バギーだもんね。

SJ13A 2号機 オイルタンク修理&キャップ脱落防止加工

RMXあるある、オイルタンク㌧でったよぉ~ってトラブル。

転び方次第ですが、ホントあっけなく逝きます。

 

RMフェンダーに換わってるから、元々のステーは捨てちゃったっぽい。

ステーは既に「廃止」、代わりに強靭なステンプレートで付いてたんですが、剛性高すぎで空母大鳳状態ダメコンがダメダメ。

その為か?折れちゃってたんで溶かして接着。

仕上げに業務用グルーガンにて補強。

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ステーもペライヤツに変更。

 

ソレとこのキャップ。

走行中に取れるんだ、コレ。

何と突っ込んであるだけ、ラジエターのリザーバータンクでももうチョイ節度のある嵌り方しますが、コレはしっぽり嵌ってるダケ+2ストオイルの潤滑性能により、外れちゃう💛

凸凹道を走るのであれば対策が必要です。

えぇ「レーサー直系」なんで、レーサーに付いてない部品は思いっきりテキトーです。

レーサー化したほうが壊れないという、都市伝説?も。

因みに、次の型(SJ14A)では普通のねじ込みキャップになってるトコ辺りにスズキらしさを感じます。やっちゃった?

あ~懐かしい。

当時はガムテぐるぐる巻きで対応してましたが、

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車種不明ワイヤーステーをひん曲げてNSR250Rのパクリっぽいステーを造ってみました。

ネジ緩めないとオイル補給が出来ない不便な仕様になってしまいましたが、走行中に蓋がワイドオープンするよりマシです。

 

一連のトラブルを当時、スズキ販売店の某店長に聞いたら、

「混合にしろ」

イカス一言。

スズキだなぁ~と。

SJ13A 2号機 エキゾーストバルブロッドブッシュ交換

♪クルクル回る~三角木馬ぁ~♪

試運転してみた感想。

始動時キックカッチカチの一番上の位置じゃないとエンジンかかんねーとか、足付かねーし、タチ強いし、パーシャル効かないし。

スズキ2ストローク特有のほんわか巡航を許さない特性、久しぶりに味わいました。

ギャン!と開けてくと、もう最高💛なんですが。

 

で、上まで回らなかった一因(最大の原因)は↓コレ↓

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昔流行ったYPVS全開固定ならぬ「AETC全閉固定」状態でした。

要は低速状態のまま。

コレ、オレも昔なったなぁ~他がマトモだったら、まぁまぁ動く。

流石にポワァ~ンと力なく回る感じでドカンといかなくなるんだよね。何だかジェベルっぽい感じというか何というか・・・そんな感じ。

高回転不調はメインノズル摩耗も影響してたと思われます。

 

たった110円の部品ですが、エンジンへの影響大。

エンジンばらしたら必ず換えてほしい部品です。基本、再利用不可(経験者は語る)です。

再利用すると知らんうちに外れてたりしますから。

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38と39ね。

良く外れるのが38ですが、普通は両方換えます。

そうなるとクラッチカバーを外す必要があるんで、

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当然ガスケットも用意。それとキック根っこのオイルシールも換えました。

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10年前に戻った感じ、デジャブ感炸裂ですがこんなに綺麗じゃなかったオレのRMX。

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コイツが排気タイミング可変させるスズキのハイテクメカ。

その名も遠心ガバナという故障知らずの逸品。

モトクロッサーでは当たり前ですが公道仕様では珍しいです。それ位レーサー直系エンジンです、このバイク。

DTやCRMもガバナで良かったのに・・・性能を狙ったのかコンピューター仕掛け。

そのコンピューターやモーター、ワイヤーの供給が問題になってますねぇ~両車とも。

 

ガバナを外して交換。初めての人はガバナの構成部品のシンプルさに感動する事間違いなし。タマ3つ?コレで大丈夫かよ!みたいな。

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茶色くなってたら換えたほうが良いかも?カッチカチです。

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樹脂というよりプラモの部品みたいな手応え、パキンと千切れそうな感じ。

ブッシュ部もコシが無いというか、反発力が新品と全然違います。

 

続いてシリンダー側。

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下品な表現で恐縮ですが、元々浅めなカリクビが無くなっちゃってますね。コレだもん外れるわ。

パチンとはめ込むダケの樹脂ブッシュをこんなトコに使うスズキもどうかしてると思いますが・・・当時は「レーサー直系」というパワーワードで解決、大らかな時代だったなぁ~と。

今ならグチグチウルセェヤツが文句言うんだろうな。