プレス仕様 今年のスパイクタイヤ

毎年、思いつきで新規製作。

「アレのほうがグリップするんじゃねーか?」

と妄想が止まりません。

スパイクタイヤって、チューニング界最後のフロンティアかもね。

 

今の所SN1系スノータイヤ(ボンサン含む)の2.50があらゆる状況でベストではないベター。

ただねぇ~SN1系特有のオッサンに荷台掴まれた系の振られ方が嫌で、今年はSN12に350本位(メンドーなんで数えてない)ピン打ち。

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最初は少な目120ピン位から初めて、やっぱグリップが唐突に抜けるからピン増し。

付けては外しを繰り返す年末。

去年のタイヤがベンチマーク、中々去年越え出来ない・・・縦グリップに関しては今年もボンサンに負けたか?

いや負けんぞという事で、

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数の暴力。

オフ系のブロックタイヤと違って、どっかは必ずピンが当たるという打ち方が出来るのはイイ。

 

一応、歴代タイヤのインプレ的なモノを。

基本、スパイクタイヤっていっても、元ネタが重要です。

ピンは補助というか味付け。後から調整出来ないタイヤ選びは慎重に。

 

・ボンサン(SN1系スノー)

良い点=縦グリップ最強。中々グリップが抜けない、抜けるのが判りやすい。ブレーキも効く。

悪い点=オッサンに荷台を掴まれたような非常にぃゃぁ~な振られ方をする。

振られるってより車体ごと左右に揺すられる感じ。

振動増幅して視界がぼやけてきたらアンコントール領域、ブルッブル震えながら雪山へGO!

40km/h前後or荷物を積んだら20km/hぐらいから荷台にオッサン出現、乾燥路で出るカクい乗り味が雪上では倍増してる?みたいな。

ゆっくりトコトコトライアルみたいな乗り方だったら最高。

 

・DUNROP K860

良い点=乗り味にクセ無し夏場と一緒、フラッフラ振られるフラダンス現象なし。

プラス気温の溶け始め系路面、アスファルト出てたり凍ってたりといった路面だとまぁまぁイケます。路面抵抗少な目タイヤなのでスピードも出るし。

悪い点=とにかく硬い!開けると滑る!!完全にスパイクピン頼り、タイヤはグリップする気まるで無し。

パターンのイメージ、トレールタイヤ如きの掘って進む成分なんて外地の冬には無力。

3速でもホイールスピン、燃料噴射装置付きの自殺マシーン。

何故、このタイヤで雪道童貞が宗谷岬を目指すのか・・・理解できない。

 

・TMSUN TS-802

良い点=縦グリップ良好、ブラックアイスバーン上でもフロントブレーキのみで停車出来るレベル。リアに関してはサラサラ茶色系雪でもまぁまぁ効いた。

悪い点=とにかく、いつでもどこでもフラダンスモードなフラツキが発生。40~50あたりの速度域が最大のフラダンスポイントという使えなさ。乾燥路でお邪魔虫です。

 

雪道童貞には前後ともボンサン2.50。お値段も手ごろだし、コレが一番良いかな?

(素のタイヤにピンを打ってもらうとビックリドッキリ価格、チップなら1本百円位かな?で計算してみてください。)

それにピンうちゃー効くって世界でもないぞ、雪上走行。

ボンサンで乗れなきゃやめとけ、オメェは向いてないわ。

 

リアだけティムソンってのもアリですが、ちょっとフラダンス。

独特の振られ方に慣れるまでは苦行で修行、走り込みしか解決の道は無し。

 

=2022/3/21=

無茶打ちのデメリット、ピンが突き抜けた2022春。

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走行距離は約1千㌔。

6mmチョイピンでもやっぱアウトか・・・。

余裕のある個所に打った8mmピンは健在、まだまだイケます。

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こりゃ来シーズンでオワリだな。

灯油価格

去年の11月頃に75.8円で高い!なんて言ってたのがカワイイレベル。

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安いトコで92.8円。

世界情勢的に油価格が上がる事はあっても下がる事はなさそうな・・・一応撤退したけどウクライナとアフガン問題がどうなるか。

電気代も上がるみたいだし、お先真っ暗だね💛

 

YB90 4号機 チェーン交換

RKで一回クリップトビ、EKは良く分からん偏伸びが新品直後から発生した事があったんで使わんようにしてます。

たまたまババ引いただけかもしれませんが、一度何かあると使いたくないですよね。

 

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国産でも時々何かあるのに、何故か問題が出ないKMC。

持ちは国産より若干劣るかな?位で不具合らしい不具合も無く今日まで使い続けてました。

それでいて安いってのが最大のポイント、安くて良けりゃドコ製だろうが構いません。

ところがギッチョン、

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クリップがガバいんですが・・・。

 

しゃーないんで苦肉の策。大昔のDIDデットストック新品を装着。

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メーカーやグレードによってはピンの太さが違ったりしますが、コレに関しては完全に一致。一応ノギスで確認。

メーカー違いは御法度かも知れませんが、ガバいクリップよりはマシ。

 

約10年KMCで問題なかったんで使い続けてたんですが、またDIDに戻すかな?

半年前のヤツは全く問題が無かったのになぁ~東亜製の中では優等生、安定したクオリティーだったのにね。

AA07 毎年恒例?のエンジンチェックランプ点灯

AA07ってクソ寒くなると車速センサーエラーとか空燃比異常とかワケわからんエラー吐き出す・・・「焼き芋みたいなオレンジのランプが点いた!」って無電報告が毎年この時期限定で。

不思議と1月以降は無い。当然、雪の無い季節は全く問題無し。

 

AA04には無い、新規で付いたエラーコードがクセモノ。

105=燃料供給システム空燃比リッチorリーン異常

 

どんなモンかと乗ってみると全然快調💛メーター動くし吹けもプラグの焼けも良好、どこが異常なの?

とりあえずリセットで今の所問題無いですが・・・搭乗員によっては普通に動くからランプ無視、そのうち消えるんだって。それってどんな故障よ?と。

で、肝心な時(マジ不調時)はエラーコードが出ないという・・・自己診断機能あるある。

空燃比異常なんか良いから、燃料ポンプ故障(燃圧異常)のエラーコードを搭載してほしいです、いやマジで。未だにAA04のトラウマが消えてません。

=翌年の春=

エアクリーナーのドレンツッペ外したら、大量の水orマーガリン。

100ccはカタイかな?って量。

先代AA04はツッペ内で納まる量しか出ないんですが、AA07はイッパイ出た💛

何が違うのか判らんけど、AA07はメッチャブローバイ多いみたい。

ウインターソルジャーは要注意ですね。

多分、何チャラセンサーが凍結するなりベッタベタになるなりしてエラー出たんだろうと思われます。

 

南国生まれな現行カブは寒さに弱いのか?

やっぱ鉄カブの21世紀モノが枯れた技術の集大成で安心できますね。

プレス仕様 チェンジパターンのシール交換

プレスカブのハンドルになってるんで、「走行中3からN入れると臨死体験」みたいな但し書き。

プレスカブだけは最後まで走行中も「3→N」シフトが可能でした。

カブプロになってからは、そんなホンダイズムもアッサリ無くなりましたが。

 

当方、鉄カブのフラグシップモデルHA02。当然、走行中に3速からニュートラルは無理。

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「チェンジ出来ません」

靴ヵゎぃぃょ、靴。

しっかし自分でいうのも何ですが、アホですねぇ~こんなモンイチイチ買うか?と。

 

プレス仕様 フロントサスのオイル交換

フロントショックの分解は今までマイナスとか使った力技だったんですが、ネットサァーフィンしてたらタマタマみつけた小技をパクって、

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サスペンション分解用特工+ベアリングプーラーのツメ部分をハイブリット。

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ストローク不足を補うカラー、焼き付きR1-Zのピストンピンを利用。

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これで全バラ楽勝です。

世の中、上手い事考える人が居ますね。

プルップルする事無く発射の可能性も限りなくゼロ、絶大なる安心感。

 

簡単に分解が出来る体制が整ったので、キチガイ博士の実験開始。

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前人未踏?カブのフロントショックに穴を開けて、オイル交換を試みます。

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出てきたオイル、少なくね?と思うでしょ。

ところがギッチョン12~13cc位しか入ってないのがデフォルトっぽい。

というのも、

15cc=ストローク半ばにしてオイルロック、反発大で駄目。

10cc=ロッド手押し後、全く戻ってこない。

と、実験結果。

オイルを入れた後にストローク確認は必須。駄目だったら調整、1cc単位な感じ。

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ネジ切ってボルト+金属用エポキシ接着剤併用で封印。

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都合4本やっちゃったんですがネジ切りに成功したのは一本だけ、残り3本は微細なエア漏れ発生したのでエポキシで封印。

厚みが薄いんで2山位しかないからね、仕方ないね。

 

続いて粘度。

フォークオイル#10じゃ柔らかすぎてフニャフニャ。

純正同等を目指すのではなく、硬めの減衰をって作戦。

てなわけで、

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無駄遣いと思われたオイル上がり防止剤が大活躍。

増粘剤効果で硬くなるワケですが・・・・まだ柔らかいな、底付きするななんてサス分解→増粘剤の割合アップ→交換を繰り返したクレイジィクリスマスウィークでした。

 

ママレモン程度じゃまだ柔い、トロトロじゃなくドロドロ位の粘度が雪道のガタピシ路面にはとってもいい感じ。

結局、フロントフォークとかガス室別体サスでは考えられない、はちみつレベルの高粘度で落ち着いたんですが不思議な事にガチガチじゃないです、ハイ。

はちみつ粘度でのフィーリング→1Gは気持ち減ったかな?位でほとんど変わらず、1G~中間域でネチネチしてる感じ、フロントブレーキのノーズアップ皆無ガンガンフロントブレーキがかけれる仕様でございます。

サスセッティングが硬めだと氷のパッチワーク的な路面状況で出足払い的なフロントグリップ喪失も少なくなって判りやすい特性になるのがボトムリンクサス。

カブ標準の猫足セッティングだとショック吸収後の浮きあがりが最高邪魔。伸びてる最中に次のギャップ乗り上げて落ち着く暇が無く破綻、ドコ㌧でくか判らないのでオッカナイ。

コレはジャイロUP時代に実験&体験済み、カブもやっぱそうでした。

 

両方で30ccも有れば十分、ラジコン用ダンパーオイルでもイケるかも?量的にはカンペキ。

コレは他のバカ博士に任せますので、オレのアイディアをパクってGO!オッケーベイベ。

 

最初はスプリング交換しようと思ってたんですが、普通のフロントフォークに置き換えて考えてみるとスプリング換えるなんて中々のハードチューン。

大抵は油面や粘度で調整、余程のオタクじゃない限りフロントフォークスプリングだけ交換するなんて事は無いと思います。

そう考えると、カブでもやっぱスプリングよりダンパーだよね、最初にヤル事は。

 

今回のクレイジィテストでは1988年までのカシメ非分解式ショックと黒スプリングの分解式と交互にセッティングして走行、とっかえて夜オイル交換みたいなアホみたいな事やってたんですが、昔のショックは元々柔らかめセッティングという事も判明。

(銀スプリングショックもカシメ飛ばせば分解出来ます。但し、ネジの掛かりがデンジャラスな事になりますので事故自己責任。)

黒スプリングと同様のセッティングにしても何故か初期の作動が柔らくて、オレ的には駄目でした。

ひょっとしてバネレートが違うのかな?

カブ50プロ(AA07) テールランプのソケット交換

初期の現行型あるあるなソケットガバガバ問題発生。

何も大寒波が襲来してる今日じゃなくても・・・有要有急なんで前進基地にレッツラゴーです。

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因みにホンダイズム的なネタとして、現行はシレっとS25(ネジって入れる電球)タイプに変わってる件・・・中の人は速攻気付いたんで、事がデカくなる前にってヤツでしょうか?

テールランプはリコール案件になりますから、そりゃ大変。

 

やるこたぁ付け替えるダケ~本来は簡単なんです。

ですがホンダからの挑戦状なのかイッコ前の支那製からのお約束、フレーム止めのネジがクソ硬い。

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ココまでぶっ叩いてようやくです、ほんとシビれます。

ココのネジはカウルとかで使ってるようなカカリの浅い6角+L字レンチがまともに入らない位置なのもムカツク。

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外した後の写真で恐縮ですが、フェンダー裏に隠し?プラスネジ。

しかもスペシャルタイプ(フェンダー潰さないようにカラー付きみたいな形状)コイツもそびえたつクソレベルに硬い。

ってか、こんな泥や雪が付くようなトコにプラスネジ使うか?ショックドライバーが超使いにくいポジショニングでアクロバチックプレイ炸裂。

アホンダ、クソホンダと呪文を唱えながら、氷点下5度の中で露天整備。

もっとシンプルに造れないモンかねぇ~?

コレ全部アタマ10ミリのボルトにしてくれてれば、あっさり解決する問題だと思うんだけどなぁ~。5mmのロッカクだプラスだと道具持ち替えずに済むし、元来カブはロッカクなんて使わない(ユーザー目線?)流れがあったんだと思うけど。

ホンダにはカイゼンって無いのかね?

 

これって締めすぎてるってより、ガジってない?フレームの材質がガジりやすいとか。

ウインカー固定ネジなんてやんわり締まってるダケ、そんな手違い中々出来ないですよね。