6Vカブ50(CDI)⇔12VCD90のエンジン載せ換えの際、問題になりそうな相違点

エンジン交換開始!
どっちも下ろすまでは簡単でサクサク作業が進行。
エンジン装着も楽勝。エンジンマウントのピッチも全く同じです。

んで、付けようと思ったら細けぇ相違点が。




その1、マフラー
当たり前ですが、CD90のほうがエキパイ太いです。
何故か出口の口径は50のほうが大きいです。
汚いほうが、CD90でごあす。

全体で見ると、CD90マフラーが若干長いのかな。

エンジン下での取り回し位置も違うので、ステップやブレーキペダルもCD用使わんと干渉しそうです。


CD90マフラーを装着しようとすると、取り付けステーが問題に。

カブ50用もCD90用もピボットシャフト部の取り付け穴に合いません。
CD90用ステーだと、センタースタンドに干渉するので×。
カブ50用のステー長穴加工で逝く予定。
サイレンサー⇔ステーの取り付けピッチは全く同じでした。




その2、キャブ
エンジン観りゃー判りますが、マニホールドの向きと長さが違うので×。
カブ90用マニホールド発注しました。


キャブ本体は、

内径、チョークの作動方法(ワイヤーか直接か)、スロットルバルブの高さ、コックの有無等が外見上の違い。
もちろん、内部のジェット類は全部違います。
あと、ネット上で調べた限りではアクセルワイヤーの長さも違うらしい。

パワーのキモですから、当然CD90用で逝きます。




その3、エンジン
当然中身は全然違いますが、外観上でも

シリンダー高さ、ステップ位置、クランクケースカバー形状、キックアーム等が違います。
今回の目玉、クラッチ周りも全然違います。
男の4速マニュアル、女の3速オートマ。
ハードに攻めるなら、マニュアルでキマリ。


ハーネスは、
6VCDIカブと12VCD90では↓

全く同じでした。
ポン付けっす。




その4、スプロケット
ミッション、排気量が違うので当然スプロケ枚数も違います。
カブ50↓

CD90↓

CDのほうがハイギヤード。




その5、電装系
ついでに12V化しちゃいます。
バッテリーボックスは12Vカブ用がポン付けできるのを確認。
当然ですが、電球類は12V球に交換。
イグニッションコイル

上が6VCDIカブ50、下が12VCD90。
プラグコードの長さしか違いなし。
6VCDIカブも12VCD90も型番まるっきり一緒。
ココは、フラマグだから別経路って事なんでしょうか。
カブので逝きます。


CDIは、
6Vカブ↓

12VCD90↓

カプラー形状、配線共に全く同じ。
CDIユニット自体は、CD90用が一回りでかい。
ハーネスそのままで、お取替えで逝きます。


レギュレーターは、
6Vカブ↓

12VCD90↓

これまた全く同じなんで、お取替えで逝きます。
6Vのレギュレートレクチファイヤーって貴重だね。
6V電装だと、セレンとかブリッジダイオードのレクチだけってのが多いです。




その6、ステップ

上が6VCDIカブ50、下が12VCD90。
CD用がちょっとフロントステップで低い。
って事は、カブにCD用ステップ付けたらバックステップでイケイケ仕様になるのか。
クランクケースカバー形状の違い(遠心クラッチか2次クラッチか)で幅も違います。
あと、決定的に違うのが

サイドスタンドの長さ。
CD用だと、ぶっ倒れること必死。
サイドスタンドだけお取替えしようと思ったら、スプリング取り付け位置が違う・・・。
これは、年式による違いでCDとカブの違いじゃなさそうです。


カブ用のステップは、気合でひん曲げれば何とか付きそうですが、
リアランス極狭で、こけたら一発でクランクケースカバー割れそうであります。
エンジン幅の違いもありますが、ステップ位置の違いで右クランクケースカバー(クラッチ側)の
エグリ角度が違うっちゅーのも装着困難な原因です。


マフラーやブレーキペダルとの兼ね合いもあるんで、CD90ステップで逝っとくか。
同じぐらいの年式のカブのスタンド、物色予定。
多分、チビッコ広場にあるはず。