バッテリー充電済み、いきなりセルが回らなくなったとの事。
スタートボタンを押しても「カチッ！」とセルリレーの作動音がシート下から聞こえるのみ。
この症状、十中八九セルのブラシ磨耗が原因だと思いますが、エンジン本体がぶっ壊れたとかワンウェイクラッチがイカレタとかの可能性も否定できません。
キックもないフォーサイトは原因探求がメンドクサイ。
どうせ、セルモーターの脱着は茨の道でしょう。ホンダ+ビックスクーターのマルチコンボ、絶対難易度高いハズ。
で、だろう修理で交換しても「カチッ！」だったら、凹むよね。
こんな時は、先人の知恵を拝借するべきです。
エアクリ下前方、キャブ後方辺りにセルモーターがあります。
あ、ファンカバーのネジ、一本ねーや。写真に撮るとこういう発見が出来るからマメに写真撮りましょうね。
拡大してみると、
かすかにセルモーターのケツが見えます。
テキトーな棒っこでセルのケツを引っぱたくという古からの技。
2号機はコレで再始動に成功。その後、何回繰り返してもセルが回ります。
ってことは、やっぱセルだね♡
ただ、コレは応急処置ですから、セルの分解整備は必須です。
間違っても、ハンマーとテキトーな棒っこをメットイン内に忍ばせてはいけません。
人間と違って、自然治癒はありえませんからね。
不具合箇所を特定してから部品発注ですが、これが難しいんだよねぇ〜。
憶測で発注→違った→不良在庫ってパターンも結構あるんですよ。
酷い所になると、不良在庫はイヤだから壊れてたと言い張るパターンも・・・。
