当然の如く絶版パーツです。
どうやら特殊ナットを外すと分解できるみたいで。スクーターのドリブンプーリー的な造りっぽい。
フックレンチを使ってみたら気合入れる事が出来まして、
無事外れました。ってか、本来はボヨヨョ〜ンとビックリ箱状態になるはずが、錆で固着しております。
プラハンで軽く叩くとビックリ箱がオープン。
一番下の板バネ、自動調整のカリカリ機能的なヤツ。コレに小さい球が3つ入ってますので注意です。
しっかしまあ汚い。錆と泥と劣化グリスのコラボ。
竹串一閃、ある程度綺麗にしてから、
加熱。
要は自動調整機能のアジャスターが完全固着してるのを直す為に、分解したワケです。
ベアリングとか板バネとかは加熱したくないからね。
最近、常々思うのが究極の清掃はウエスで拭くだけじゃないかな?ってこと。
削ったり溶かしたりってやらないに越した事ないんだよなぁ〜。
最近はパーツクリーナーも使わなくなりました。
ひたすら竹串とゴーゴーロクだけでシコシコ、出来ればゴーゴーロクも使いたくない気分。
で、ある程度暖めたらトーチ攻撃。
樹脂アジャスターを咥える部分、片側折れた。
戦争に犠牲はつきものです。
片っぽダケでも何とかなるハズ、何故なら減る方向(締まる方向)にしか動かないから。
横っちょに傷が付くけど、こうでもしないと回りませんでした。
1時間ぐらい闘ったかな?何とか取れました。
ヘンテコスプリング、形には意味があります。
通常のカット形状側は、
外側(樹脂アジャスターギア側)の受け皿に。ジャストフィットな形状です。
オッ立ってるヘンテコ側は、
アーム側の凸にフィットネス。