MT250 フライホイール取り外し

最大の難関?フライホイールプーラー。

M20P1.5というサイズ。

コレとアーリーCR、それとヤマハMX250などがヘンテコサイズを使ってる様子。

f:id:OVERFLOW:20200901184142j:plain

以前、YZ125のプーラーでも使った作戦、何かレーサーレプリカ系のリアアクスルシャフト。

またもやビンゴなヤツがありました。ガンマとかTZRとかバブル期バイクの何か用。

中空シャフトって所がミソ。

f:id:OVERFLOW:20200903201821j:plain

色々高尚な事を考えたんですが、結局こんな感じでDIY感あふれる仕上がり。

f:id:OVERFLOW:20200903202327j:plain

けど、何にもダメージを与えず「パキッ!」外れました。新車からお初?の取り外しっぽい手応え。

 

噂?モトメンテブログかなんかで見たけど、ピストンリードバルブ時代のDT200Rや125Rのジェネレーターが付いちゃったりするらしい・・・。

f:id:OVERFLOW:20200903215958j:plain

f:id:OVERFLOW:20200903220010j:plain

アチャー、キてるね。コレだもん、排ガスも出てくるわ。

 

外してみると、

f:id:OVERFLOW:20200903221045j:plain

f:id:OVERFLOW:20200903221051j:plain

コレ位の汚れ。って事は、ミイラ化してからまともに始動したのはオレだけ?

案外汚れてないけど、ベタベタに排ガス系オイルが付着しております。

ポイントに良くないね。

 

f:id:OVERFLOW:20200903225700j:plain

f:id:OVERFLOW:20200903225707j:plain

f:id:OVERFLOW:20200903225709j:plain

f:id:OVERFLOW:20200903225714j:plain

f:id:OVERFLOW:20200903225719j:plain

f:id:OVERFLOW:20200903225729j:plain

隙間だらけでスッカスカ。

♪人を愛して~人は心開き~傷ついて隙間風吹くだろう~♪

2LN 右クランクケースカバー合わせ面からのオイル漏れ

 

overflow.hatenablog.com

 

2年前にクラッチ板交換でガスケットも換えてるんですが・・・まさか、組付け不良が今頃出るワケも無いだろうし。

f:id:OVERFLOW:20200902205605j:plain

f:id:OVERFLOW:20200902205615j:plain

ココから滲んでます。

何だかネジが伸びててムカついてた当時のオレ。ひょっとしてココも?と思い、

f:id:OVERFLOW:20200902212555j:plain

キャップボルトに換えてみたけど、無駄。

パーツクリーナーで清掃して漏れてくる様子を見てると、どうやら合わせ面に隙間が開いてる様子。

何が起こったんでしょうか?まぁ古いしヘンテコなケースカバー形状なんで漏れやすいのかもね。

 

9/6

f:id:OVERFLOW:20200905154949j:plain

f:id:OVERFLOW:20200905164115j:plain

f:id:OVERFLOW:20200905164118j:plain

この白いコーキング材的なブツ、下側にも欲しいなぁ~。

原因不明に漏れたんで、気持ち悪い。

対策として、オイルストーンで馴らした後にハイロマー塗って組付けました。

MT250 クランクシール抜けの症状

燃調キットが効いて始動するようにはなりました。

チョーク引いてるとまぁまぁ好調。暫くの間、アイドリングもするし吹け上がりも良い感じ。

チョークを戻すと「モオォォォ」アクセルワークを駆使しないと開け始めが全くついてきません。

 

もうこの時点でシール抜けを疑ってたんですが、

f:id:OVERFLOW:20200901164116j:plain

f:id:OVERFLOW:20200901165423j:plain

ニードル段数を変えてみたりと無駄なあがき。

一番上と下は標準設定で見た事無いんで、2~4段目のどれかが正解なんだろうけど。

 

疑惑が確信に変わったのが、

f:id:OVERFLOW:20200901173845j:plain

エンジン始動中にポイント点検窓を開けると白煙と直感チックなエキゾーストノートを数秒聞いたのちにエンスト。点検窓もリードバルブよろしく、ポコポコ動いてました。

 

点検窓を開けた状態ではウンともスンとも・・・全く始動する気配なし。

ココまで清々しくクランクシールが抜けてるのは久しぶり。

これだけ抜けてても始動したってのは、ほかの状態が良いんだとプラス思考でいくしかないですね。 

 

因みにクランクシールは15年前でもぁゃぅぃ部品供給状況だったんで今では全くもって出ません。

さぁワールドワイドに探すか。

MT250 ハーネスバンド、ギボシの防水カバー装着

f:id:OVERFLOW:20200830231430j:plain

マニュアルの写真、本文に関係ないトコに写っちゃってるフレーム周りを参照にして、

f:id:OVERFLOW:20200830232149j:plain

どうやらこんな感じで正解っぽい。

(というのも、当時のマニュアルには取り回し図なんて殆ど載ってません。)

f:id:OVERFLOW:20200830233757j:plain

ハンドルのバンドは白。まだ出るんですね。

f:id:OVERFLOW:20200903000135j:plain

黒バンドでも良さそうですが、ソコは漢の拘りで。

 

タイラップはねぇ~再利用できないし、高級車になればなるほど使ってると感じ悪いよね。

運転中に目に入るトコだし。

売り手には中々伝わらないトコ。そんなモン、タイラップで良いだろってなモンで。

 

f:id:OVERFLOW:20200830232157j:plain

f:id:OVERFLOW:20200830232122j:plain

f:id:OVERFLOW:20200830233820j:plain

ココもあったほうが良いよね。

機種コードを見る限りカブのリアウインカー回りのヤツですか、そうですか。

MT250 キャブレターインナーパーツ交換

純正部品は壊滅的状況なので、燃調キット投入しか選択肢がありません。

スロージェット、パッキンセットすら出ない・・・忘れたいクルマなんでしょうね。

 

多分、不調の原因は筒だと思うんだよなぁ~。

f:id:OVERFLOW:20200830213234j:plain

f:id:OVERFLOW:20200830213255j:plain

f:id:OVERFLOW:20200830213303j:plain

f:id:OVERFLOW:20200830213313j:plain

マクロ撮影してみると結構な減りっぷりが判ります。

 

f:id:OVERFLOW:20200830214408j:plain

当然、針も交換。

 

f:id:OVERFLOW:20200830214610j:plain

f:id:OVERFLOW:20200830214709j:plain

f:id:OVERFLOW:20200830214830j:plain

メイン、スロー共にキットの付属品を投入。

 

↓使わなかったキット付属品。

その1、全然流量が違いそうなフロートバルブ。

f:id:OVERFLOW:20200830213602j:plain

何かと一緒?あからさまに#2.5前後な隙間感。(左は純正)

f:id:OVERFLOW:20200830213612j:plain

ロケット鉛筆側のエグリが全然違う。

f:id:OVERFLOW:20200830213649j:plain

安いキットだし、しょうがないか。

ただ、流量が変わるってのはモンダイだと思います。

元々付いてた純正フロートバルブがほぼ新品みたいなコンディションで、当然不具合も無いのでパチモンキット付属品は使いませんでした。

10/8

試しにキットのフロートバルブを付けてみたら、

f:id:OVERFLOW:20201008155048j:plain

時々お漏らし。

元の純正フロートバルブに戻すと全く漏れないので、見た目共々ぁゃιぃ精度なんでしょう。

 差し込みがゆるぅ~い(Oリング効いてるの?レベル)のも凄く気になりました。

こういう細かい違いがあるから、このキット使って「フルレストア」って言っちゃうのはどうかと思うよ。レストアとか再生車とかにしとかないと・・・フルじゃねーじゃんって事になるんじゃないかな?ナナハンとかメンドクサソーな方々は特にさ。

 

その2、穴の開いてないエアスクリュー。

f:id:OVERFLOW:20200830215027j:plain

開いてなくても問題なさそうではありますが、先っちょの小さい穴にホンダイズムを感じたので再利用。

 

あと付属のOリング一個、小さいヤツ。

何処に使うのか判らんぞ。

KZ550 アフターファイヤーの原因

「ボボッ」「パスッ」位で「パァァーン!」レベルではないんですが、キャブ弄った後に発生。

古いバイク特有、あちら立てばこちら立たず故障のモグラたたきゲーム。

 

弄ったトコといえば、

・ジョイントOリング交換

・フロートバルブ交換

・フロートカバー、チョークのトコにあるOリング交換

・せっかくバラしたんでキャブ清掃

位なもんですが、入庫時の3.5気筒状態では出てなかったアフターファイヤー。

アイドリング近辺から微妙に出ており、4千位まで吹かした際に「パンパン」と連続発生。

アイドリングや吹け上がりは全く問題無しなのが、頭を悩ませます。

まぁ、バラす前は出てなかったんだから、己を疑えと。

 

で、各ジェット類の締め付けや貫通具合を見ても問題無し。

ようやく見つけたのが、

f:id:OVERFLOW:20200828210045j:plain

パイロットスクリュー部からの2次エア。

バルブ周りとかもそうですが、こういうチェックの際にガソリンとか揮発性の高いブツを使うと爆発しそうなんで、私はクーラントを使用しております。

 

ベンチュリー側から吹いても変化なしでしたが、バキュームピストン部からエアを吹き込むと、

f:id:OVERFLOW:20200828210100j:plain

#3ですが、激吸い(吹き出し?)モードに突入してる様子。

あぁ、ついでにココのOリングも発注しておけばよかったと後の祭り。

 

取り敢えず何とか合いそうなOリングを物色&装着。

交換後はアフターファイヤー無し=原因はココだったと。

 

推測ですが、今までは北米仕様特有のアルミプラグで封印されてて問題無し。

今回の清掃で封印解除、約37年ぶりにスクリュー回したもんだから張り付いてたOリングがスッカスカになったんじゃないかなぁ~と。

残り3気筒は今の所問題ないんですが、まぁ全部換えますよね。

 

清掃、同調、PS調整で別モンになったKZ、始動も0.2秒「キュッ」で「フォーン」です。この時期だったらチョーク要らず。

前弄った400LTDⅡもそうだったけど、マトモだったら始動性抜群なエンジンです。

「キュキュキュ」「ド、ド、グォーン」だったら何かオカシイ。