お待たせしました、ようやく全バラします。
予想通り、ミッション側は綺麗。ここだけみたら状態が良いエンジンみたい。
ちょっと腐りはあるけど。
クラッチ分解してみると、
うん、駄目だね。錆なのかフリクションディスクの残骸なのか、とにかくガビガビ。
DT1とかDT50のエンジンパーツはあるんだけど、流用不可。
セローとかTWとかXT200とか、あの辺の4スト単コロと同じクラッチディスク&プレートみたい。
ハウジングの段つき磨耗は殆どなし、凄く状態が良いです。本当に6千キロ走行の車両みたいだね。
続いて、クラッチスプリングは、
使用限界32mm、新品33mmなんでギリギリ。1個189円なんで買うかなぁ。
こういう細かい部品の積み重ねで、ビックリ価格になるんだよなぁ。
あーやだ。
ど真ん中のシャフト内に球とシャフト入ってるんで、分解&組み立ての際は注意ね。
クラッチ側に「球」ね。シャフトはスプロケ側っす。
クラッチ奥のベアリングは6303Z。
そんでまあ、ごちゃごちゃと付いてる歯車を外していくワケなんですが、ワッシャーの厚みが超重要なんで、
忘れないうちにタイラップ止めしておくと、組む時に悩まずに済みます。
シフトドラムが上に付いてるんだね。
ピン付いててガチャガチャ動かすトコ(セグメント)は合わせ位置があるんで、注意。
間違えたら、2速入れたつもりなのに5速とかになるのかな?
プライマリーギア奥のカラーが錆で駄目。交換ですな。
そして最終最後のクランクケース分割。見たくないような、見たいような・・・不思議な気分で分割してみると、
見事なツートンカラー。クランク周りだけ酷い状態。
オレ組み立て時用。デジカメって便利だよね。
ミッションは全く問題なし。最高のミッションを手に入れました。
最大の懸念事項、クランクは、
ご覧のありさま。錆&泥っぽい何かが前面に渡り付着しております。
5−56とハンドパワーで、
取り敢えず、ここまではやった。
ケース側も綺麗にしてっと。こっちはクレーター状の腐食も無く、シミだけ。
全然いけそうです。
明日はベアリングでも抜いてみるか。
バラバラにならなきゃ良いけど。
アウターだけ残っちゃうと、色々ヤバイからね。