2N0 クラッチハウジング考察〜4F2型との違い〜


左が4F2、右が2N0。
同じようにみえるんだけど、

アウターハウジングが全くの別物。4F2のハウジングは零戦よろしくバカ穴開けまくりな所が素敵です。
それもそのはず、

部品番号がYZ125です。レーサーと同じ部品、ロードゴーイングレーサーっすよ、コレ。
他にも、
クラッチダンパーが付いてない
・プライマリードリブンギアが薄い

・軽い
↓3G7以前のハウジング

↓4F2(YZ125)のハウジング

100g位軽いです。
・バスケット部が深い=多分YZ125って7〜8枚ディスク入ってるんでしょうね。インナー部分もYZ125のヤツに替えてディスク増量すればパワーアップに対応か?


4F2(CDIのヤツ)って、マフラー&サイレンサーが違ったり、エアクリーナーが違ったり、キャブが違ったり、シリンダー&ヘッドの部品番号が違ったり(現物無いので詳細不明)、スイングアームが角型になったり、そしてCDI化と3G7以前とかなり違うんですよね。1PSアップだけでない違いがありそうです。
ちょっと考えただけでもコレだけ違うんだから、細かい所はもっと違うんでしょう。
最終空冷125は結構な気合入ったマイナーチェンジだったんですね。
けど、水冷DT125発売で忘れられた存在ではあります。


「ジャンク屋って所は便利でな、色々なパーツが手に入る。」
「このクラッチハウジングを付ければ、DT125の戦闘力は数倍に跳ね上がるぞ〜すぐに取り付けて試すんだ。」
また、こ、こんな古いものを・・・って、ツッコミ不要。
酸素欠乏症にはかかってません、ええ。