NGKプラグ 末尾「S」ってどういう意味?

B*ESの「S」って何ぞや?と前々から気になってました。
NGKのHP見ても書いてないし。


昭和50年代の初めてのバイクメンテ的な本を見返してたら、プラグの見方表なんてものが載っており、

「スーパーワイド」
と書いてありました。
どうやら電極が違うらしい。


そこで、B7E(何故か持ってた)とB7ESを比較してみました。
因みにB7Eってプラグ、現在売ってないです。激レア当時物、だけど価値ナシってヤツ。
今売ってない所を見ると、B*Eじゃなきゃ駄目なんだってエンジンは無いって事でしょう。

確かに中心電極(真ん中のポッチ)のでっぱり具合が違いますね。
「E」はガイシが少なめで中心電極のでっぱり多いんで、ちょっぴり熱価低めになるかもね。
バカオレの結論=でっぱってないほうがエライんだ、多分。


更にCプラグでも比較。熱価が6と7が混同してますが、先っちょ形状に変化は無いです。ガイシの深さですから、熱価って。

「H」と「HS」は見た目で判るレベルで中心電極が太いですね。中心電極が細い「HA」と「HSA」は見た目の違いが判りずらいですが、微妙に「HA」は細いです。
・中心電極太さ
H=2.0mm(熱価4番は1.8mmでした。)
HS=2.0mm
HA=1.6mm
HSA=1.8mm
でっぱり具合は、Bプラグ同様、「H」が最高にでっぱってます。


デンソーの他社適合表みたら、抵抗の有無以外は皆一緒の型番になってるから、HSAじゃなきゃ駄目だ!とかそういうのは無いみたいですが(HAもHSAもFS-U)、車両メーカーのマニュアルに従っておくのが無難な部位です。


以上、知らなくても良い無駄知識情報でした。