37F 全閉低速低回転でのハンチング

通常の皆さんが悩んでるハンチングってパワーバンド手前とかパワーバンド突入直後とか。

そういう人は吸排気パーツを換えてる事が多いんで、直らない事も多々あります。

チャンバーの場合だと「中回転域で低開度キープ、ありえねぇ」といった造りだったり、キャブだと基本大径化する=デカ過ぎてテンプテーション=低開度からのジワ開けでさわやかに吹けるわけ無いコラボレーション。

ルノーマルだとジェットニードル周りを新品に換えると大抵直ります。

 

私の場合、停止寸前の3千以下アクセル開度ゼロで「グヮングヮン、ガッガッガ」みたいな現象が発生。

クラッチ切ると消えるんで駆動系では無い、3千以上の回転では起きない。

ツーリング中にエアスクリューを±1回転開け閉めしても変化無し。

 

 

そんな訳でパイロットジェットを調査したり、リードバルブを換えたり色々やってたんですが、

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クリップ段数が3段目になっていたというオチ。

何時やったか覚えてないなぁ~。

まぁ標準段数の4段目に戻したら解決しました。

同時に5.500rpm付近のハンチングも復活。

 

マニュアル通りだと原因はエアスクリューとかパイロットジェットとなる筈なんですが、論より証拠ジェットニードルのクリップ段数でこの現象。

 

まともに動くのを前提として、

・スロットル全閉かつ停止直前のハンチングが出る場合→筒や針がオカシイ

・ハンチング対策でクリップ段数弄る=発生回転数が変わるダケで消えるモンでは無い

今回学んだ事。