C100からの伝統なのでしょうか?ホンダ車ってキックシャフトがミッション部まで貫通してるパターンが多いです。
確かに構造上は頑丈そうですが、壊れたら全バラという試練。
FIプレスだけ?
結構、ココから折れてるみたいですね。周りでも3台位折れてるし。
カブプロやキャブ時代のプレスでは聞いた事が無いトラブル。
カブに限らず冬も走るウインターソルジャー系ビジバイは塩カリにやられちゃってマフラーがフランジ部で固着ってパターンが多いんですが、
コイツはあっさりと抜けた。流石、内地から来た中古車。
オイルポンプにガスケットが入って無い?開封歴有り??なんて疑心暗鬼、パーツリストを参照してみたらFIはガスケットが入って無いのがデフォルト。
キックスプリングが引っかかってる状態。
スプリングを外した状態。
走行距離3万5千㌔の道具としてコキ使われたカブのエンジン内部は如何に?
オイルなんてホムセンの一番安いヤツとかだし、ストップ&ゴーのシビアコンディション、暖機も数十秒で氷点下のバトルゾーンにGO!愛情ゼロなスパルタ教育の成果がどんなモンか。
オレ的にはココが一番興味ある部分。
オイル焼け若干あり。
ストレーナーにゴミは殆どなし。
燃焼室のカーボンは距離なりに有りますが、こんなもん。
オイルの汚れ同様、直ぐ付着しますから、ココ。
物の道理を考えるとそりゃそうだ、燃えたらカスが出るってのは焚火でもそう。
カーボンの量とか質が重要。
プレスカブ時代のFIエンジンは、油温センサーが別経路。
AA04以降はカムチェーントンネル下に付いてるから、カムチェーンが暴れるとセンサーを破壊してしまいます。
まぁカムチェーンが暴れるのを何とかしろって話ですが。
ピストンは、
カーボン汚れはあれど、スカート部の摩耗は殆どなし。
オイル神話崩壊?カストロールのGTXやスミックス系でOK牧場なのはカブだから?否、そういう事じゃないよね。
やっぱ全盛期の戸塚ヨットスクール的な使い方がバイクにとって一番宜しいのかと。
寿命とコストの兼ね合いって意味ではね。
大事に綺麗に乗ってる輩に限って、コロッコロ乗り換えるのは昭和からの定番、バイク乗りあるあるです。飽き性なのか新しい物好きなのか、まぁ趣味の世界ですから。
シリンダーは
スカート下の溝、何なんでしょうね?こういうホンダイズムは大歓迎です。
やや減ってるか?ってレベル、まだまだ全然OK牧場。
3万5千走ってコレしか減らないんだもんなぁ〜やっぱカブってスゲーや。
唯一、イラっとしたポイントが、
ガスケット剥がし。この年代のガスケット特有?の硬さ。
紙ってよりプラバンっぽい何かに変化、しかも接着剤で貼った?ってレベルでぴったり張り付いており剥がすってより削る作業。
割った時は片側に張り付いて綺麗に取れるので、ネジ穴間にスクレーパー突っ込んでペロリといくパターンと錯覚させる罠。
何なんでしょうね・・・環境問題絡みとか?