5型 ピストン交換

悲惨な状態に見えても、ピストンのアルミだったりするんで磨てみないと判らんよ。

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むやみやたらにボーリングするより、純正スタンダードサイズのほうが結局長持ちしてる車両が多いような気がします。

どのみち純正オーバーサイズピストンは無いんだし、一回試してみても良いじゃんと思える2スト単気筒、最高です。

これが多気筒、ましてや4サイクルだと・・・二乗三乗当たり前、茨の道です。

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ね。やっぱり。

多少、縦傷残ってますが漢の勲章。激性能に影響する部分の傷は浅い。

まぁ、あとは2スト特有のゆるぅ~ぅさに期待、次は音が出てからでも遅くはない。

けどねぇ~社外のオーバーサイズってどうなの?ぶっちゃげ、全く信用してません。

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綺麗に剥がれたベースガスケットに疑問符。少なくとも平成の大改修はあったと。

令和の改修作業。

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持ち込み部品にあってよかった純正ピストン。すでに廃止部品みたいです。

 

恐らく焼き付きの原因はオイルポンプのエア抜きボルト抜け。

キャブ側は流れてたみたいですが、逆流防止弁がエンジン側バンジョー部に付いてる構造上クランク側の付け根からフリーダムに大流出。

かつエアは噛まないという不思議な事態が発生したと。

 

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やっぱ新品リングは張りが違う・・・凄まじいはみ出しぶり。

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調子こいて言っちゃったCクリップ嵌めの極意的なネタ、自らにプレッシャーをかける行為で久しぶりに緊張ぅ~る。クリップの張力ビンビン過ぎてコレ以上、開口部位置変更できませんでした。

 

13mm撲滅委員会シリーズ、ヘッドボルト。

ちょっと汚いんですが、DT250のヘッドボルトを流用しました。

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7型イレといい、DT250さまさまな状況。全焼ハウスよ、ありがとう。

 

overflow.hatenablog.com

 

因みにワッシャも13mmナット同様ホンモノじゃないと思われ。薄んでないかな?

ワッシャの厚みが全然違う=ギュッと押さえつける底力が違うんでないかい?と思います。

 

驚異?の4キロアップ。新品ピストンは偉大なり。

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シリンダーの防振ゴム、どっかに㌧でったみたいね。

人間コンプレッションゲージ、イレ様に確認してもらいました。

「問題無し、オレの7型と一緒っす」

と、お墨付きを頂きました。