MTX200R パルスジェネレーターコイル交換

謎のプラグカブリ探求シリーズ。

時々火花が赤火になるんだよね・・・電圧はイイ感じなのですが。

CDIだったらバチッと音が出るレベルの青火が正常。

で、ひとつひとつツブしてくという作戦が確実と大本営発表

 

30300-KE1-005 パルスジェネレーター

当たり前に純正新品部品は出ません。

故障探求での交換プレイなんで、まぁ出たとしても買いませんが。

しかも、このバイクはミツバじゃなくて日立なんだよなぁ~。

 

何か使えそうなヤツないかなぁ~と小一時間捜索活動。

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NSRのパルスジェネレーターでもイケるんじゃ?

左がMTX、右がNSR

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NSR東洋テック謹製ですが、寸法は完全に一致。

電装メーカー乱立、ゴチャゴチャしてるのはホンダイズム負の遺産

ミツバ、東洋、日立、三菱、デンソー・・・ホンダで全部見た事ありますが、他メーカーはココまでゴチャってないよね。

 

抵抗値はMTXが100±10Ω、NSRは180~220Ωとなっておりますが、

ホンダ的には「抵抗値なんてアテにならん、電圧で測れ」という事です。

抵抗値がOKでもフライホイールとの隙間、直角水平具合で相当変わるからそっちもチェックしてねという事みたい。

電気でてりゃ万事OK、論より証拠でそりゃそうですがピークボルテージアダプタが必要。

ココとジェネレーター周り、IGコイル1次電圧測定などで大活躍しますがあいにく持ってないので、

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オレだけのピークボルト測定。

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0.7V以上出てりゃOKなんで6V3W球が良い感じ。ほんわかと光りまして心の安らぎも得られます。

但し、マトモに動いてるAC-CDIなバイクでほんわか具合を目に焼き付けるというフィーリング勝負となります。

まぁ、こういうブツは大抵若干低下してるとかそういう壊れ方はしないモンです。

温めると駄目になるとか、叩くと復活するとかゼロヒャク的な壊れ方が殆ど。

電球で良いんだよ、電球で。テスラ万歳でございます。

当たり前だけどLED球じゃ出来んからね、ゆるぅ~ぃ光り方は。

 

ネクターから端子だけ抜いて

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(ゼムクリップの先っちょを金槌で潰したのが最高に使いやすいぜよ)

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プレスカブのCDIに換えたりして色々な組み合わせで検証。

結果、どれでも一緒。時々赤火。

って事はエキサイターコイル系って事になりまして・・・事は深刻。

 

取り敢えず配線引き直してみたところ、手応えなく直っちゃったというスカっとしない結末。

多分、ギボシの微妙な接触不良だと思うけど。

いくら空キックで右足パンプアップっても、翌日に再び空キックしても、10分ぐらい乗ってみても青火バリバリなんで良しとしますか。寒いしさ。