まさかの胃袋付けると燃調が薄くなるという前回までの実験結果。
直キャブのほうが調子良いって車両は、同様の不具合かも?
先月弄った70Z2程ではないですが、似てるちゃー似てる症状。
まさかエアクリーナー無しのほうが濃いなんて思いつかず、コレじゃねーべと先入観。
良くないね、思い込みと先入観でガンコな修理。
この車両、年式違いのレッグシールドが付いておりまして、
下部に隙間あり。多分、ベロ付きエアクリーナー用のレッグなんでしょう。
その他にも経年劣化による歪みなどもあり、隙間だらけ。
レッグもエアクリーナーの一部という造りなんで、隙間あったら駄目だよね。
って事で、隙間テープ攻め。
すきま風シャットアウト。
蓋裏にも隙間テープ。
結果、絶好調💛
2速45km、3速一発免停の領域まで楽勝出るようになりました。
ジェットニードルのクリップ段数は2段目が正解だったみたいで、3段目だと空ぶかしで引っかかったり加速も鈍い感じ。(誤セッティングでも、まぁまぁ走っちゃうカブは恐ろしい)
エアスクリューも1回転戻しだったのが、1と1/2戻し(標準値)になって万々歳。
多分、トラブルシューティングの正解、アタリを引いたんだろうな。
キャブセッティングでごまかせるモンじゃありません、すきま風。
大体さぁ~カブでキャブセッティング?ップってハナシだよね。
C100から70年代後半まで存在したレッグに蓋付きエアクリーナーのカブ、隙間埋めは鉄板でやったほうが良いですね。
隙間テープなら数百円、キャブかなぁ~電気かなぁ~なんて悩む前に是非。
今回は濃い症状との思い込み+燃調キットを信じちゃって巨大迷路に。
結局、燃調キットで使えたのメインジェットとガスケットだけでした。
Oリングは巨大化して千切れちゃうし、スロー系のジェットとニードル&ホルダは不整脈起こすし、フロートバルブは受け側は漏れるし針は形状が違うし、でホントに・・・トホホでございます。
完調なC50J刻印キャブがあったから、一個一個とっかえひっかえしてみたけどメイン以外の真鍮の部品を付けると不整脈とか突然エンストとかエアスクリューがネバーエンディング戻しになったりしました。
全部付けると滅茶苦茶パワー無いし。