カブ50縦キャブ用だからとFH-0005を買っちゃうと、K1デラックスだと色々合わない。
この辺は写真を良く参照して「コレのが大体会うな」みたいな推理が必要。
多分70Z用がメイン違う程度で、ほぼ適合したんじゃないかなぁ~持ち込みなんで俺は痛くも痒くもないですが。
そもそもですがキースターの燃調キットって、全部使おうと思ったら泥沼にはまる事も。
微妙に違ったり、微妙な不整脈や息つき起こしたり。
ガスケット類の精度は昔より良くなりましたね。
信用すれど信頼するな?みたいな、付ける前に要チェック。コレ必須。
・その1 フロートバルブが違う
K1デラックスは最下部オモリ?付きのタイプ。
ここは、燃調キット自体もぁゃιぃと過去のオレが言ってますね。
616Aキャブは2本溝タイプでしたが、キットの針は3本溝。
上の日記を振り返って読むと、C50Jキャブは2本溝だったみたいですね。
全長はほぼ一緒。
最下部の溝=フロート高さになる構造。
2mm高いのが燃調キット付属のニードル。
そのまま付けたら、油面高い状態になるのは必定。
約2mm違うって事は
オモリの幅と完全に一致。
ふぅ~コレだからなぁ。
旧車直すんだったらコレ一択だから頼りにしてるんだけど・・・この辺が限界。
ケイヒンからデーター貰って造ってるってどっかで聞いたんだけどなぁ~ホント?
俺の知る限りOHC50cc縦キャブは皆オモリ付きフロートだったハズ。
↓あとコレね↓
付属のEリングが使い物にならないという問題。
コレ大昔の安かった時代からそう。
アルミのペライヤツなんで速攻曲がってご臨終。
純正Eクリップ最強伝説、再利用する方が100倍マシ。
一応、マトモに組んでつけてみたりオモリ抜きで組んでみたりしてみましたが、
お漏らし事案多発。どうあがいても油面安定しませんわ、コレ。
50年間熟成された純正フロートバルブのほうが遥かにマシ。
純正の針だけとか受け側だけとかやっても漏れる、コレは元々の造りが違うかもしれません。
他のキャブでも油面変わったりしますからねぇ~キースター。で、漏れる。
コック周りのパッキンが同梱されてるタイプでしたが、
使用しまくって潰れたモノを正確に再現してあるようで。凄い技術。
因みに純正部品は16176-001-004 Oリング23×2.4、現在は廃盤ですが画像検索するとフツーのリング。
余ってるのであればインマニのOリングを使うのが最善策。
無い場合、このサイズだったら規格品のフッ素Oリングが有るんじゃ・・・後は任せるわ。
ソレと何故か同梱されてる↓コレ↓
こんなモン消耗品かなぁ~けど、折角だから換えとくかという甘さが招いた悲劇。
思いっクソ滲みやがりました。多分だけどワッシャの材質が駄目なんだと思う。
こうなったら気持ち悪いので、元々付いてた潰れまくってるワッシャ+ナメ気味のプラグに戻しました。
漏れてなかったし、今度もまた漏れません。何時まで使えるんだ?純正プラグ。
・その3 スロージェット
スロージェットのブリード穴径が全然違うのはC65やC100の時と同様。
問題無いのかも知れませんが・・・オレは怖くて使いません。
純正の中古ジェットで不具合出たら最後の手段で使うかな?
コレはキットがどうのこうのではなく、型違いのヤツだからしょうがないけどニードル部の蓋に付くOリングが有りませんでしたので、
テキトーなOリングを装着。
その4 エアスクリュー
エアスクリューも怖くて使えない系の違い。
穴無くても問題無いのかも知れませんが・・・怖くて使えない、見た目で違うはちょっと。
太さや内径が微妙に違うってのなら判るんですが。
令和の工作機械では造れない、ロストテクノロジーなのでしょうか?エアスクリュー。
その5 紙パッキン
616Aがファックユータイプ、キット同梱はピースタイプで全然違いました。