プレス仕様 エンジン組み立て~クランク組み込みから一気に完成~

2ストと違って、クランクベアリングは超軽圧入。

真っすぐ入れればスコッと入りますので、特工やセンター出しなど面倒作業無し。

ってか、センター出しとか無理。

ヘッド周りやケースカバーは自作G/Kでビンボー臭くキメましたが、流石にセンターのG/Kを自作はコワイ。

ガスケットって何でも良いや~ってなりがちですが、案外奥深い。

 

オイル漏れが止まらなくて面研だぁ油砥石でシコシコだぁなんてやった挙句、純正G/K使ったらピタッと止まったってパターン、オレもありですし高級旧車の世界でもアリみたい。

純正原理主義っぽい事言ってるクセに、頼むのがメンドクセーのか銭ゲバなのか社外G/Kで数百万円フルレストア車両、アルマーニにシマムラの靴下みたいなチグハグさ。コエェよね。

ナナハンは純正ガスケット出るんだから使いましょうよ~。

純正ガスケットは表裏で色が違い、クラッチ側が青でフライホイール側が緑。

 

ケース合わせてネジ締めたらゴールは近い。

元に戻すだけの単純作業。

折れたら嫌だなぁ~って事でシフトフォークのスプリングは交換。

ウッドラフキーも新品に。

嵌めにくいなんてハナシもネット上では散見、苦労するかなと覚悟を決めて取り掛かったらフツーに嵌るんですが・・・ぁ、社外クランクだったのね、苦労してる系の人間。

こんなトコでも精度がバレますよね~ニセモノクランク。

通常より薄くて複雑な形状、材質も硬めなオイルポンプG/Kも純正一択。

 

エンジン搭載は爪先と足首のパワーで持ち上げてマウント右側からシノ突っ込んで・・・みたいなオレ流エンジン搭載法。

もうチョイ重たいエンジンだったら膝枕状態で載せますが、カブだったら爪先で上等。

ユーチューブなんか見てるとパンタジャッキとかラッシングベルトとか使う人もいるみたいですが・・・逆にバランス取るのが難しそうですね。

載せる前に裏側の激錆ゾーンにローバル+純正PB236Mスプレーでざっくり防錆。