J1TR ジェネレーター周り点検

点検窓だけ外せば調整や点火時期確認は出来ますが、なにせ55年モノ。

一度フライホイールを外して確認したい所。

ステップが曲がってるのか?サクッと外せないんで、取り敢えずアンダーガードを外そうとしたら、

55年モノの汚物堆積。

「汚物」ってのはあくまで人間の感覚、バイクにとってはそんなに悪い事じゃありません。

何せ錆びないんだ、この汚物のおかげで。

今時流行りのナンチャラ塗装なんて目じゃない防錆能力。

 

で、掃除。

噂には聞いてたクッソクオリティー低いオリジナル塗装が出現。

パークリや乾拭きで落ちる塗料って・・・ホーマック198円塗料以下かも?

逆にいうと、カワサキとっつぁんバイク+オリペンって相当価値有るかもね。ップ

ステップが青ってのが何とも。

汚物のおかげで地金出てるのに錆は極僅か。

ココまで来たら毒を食らわば皿までの精神で、エンジン裏も清掃。

見よ、この堆積層の厚みを。

カワサキクオリティー?漢気溢れるケース合わせ面の液ガス塗布っぷりがゥヶる。

はみ出すぎだろ。

工場で文句言ったりするヤツは居なかったのか?

純正原理主義かつ工場集荷時を至高とするイカレポンチエンスーな方々は参考に。

アンダーガードがダサイ。

幼年期にあった鉄製ママサンダンプを思い出す手造り感。

クソ丈夫そうではあります。

 

で、ようやくジェネレーター周りな2日目の夜。

 

三菱製、磁石弱くなってるヤツが結構あるんだよなぁ~この超合金タイプ。

固定ナットがサラでキモチイイ。

ポイントも毎度おなじみ日立と互換性があるタイプっぽい。

ポイントは予想どおり、マイナス引っ掛け一か所のあんどんカブ系なんで、どーとでもなりますね。

コンデンサも汁漏れ無し。

電球繋げての点火時期確認においても反応良(ポイント接点やコンデンサ不良だと明暗の変化がビミョーになります。)

点火時期もピッタリ、ズレも全くなく・・・無駄。